2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス

松山英樹は自らのアマ予選会突破した18歳・長崎煌心と練習ラウンド「世界を目指すきっかけに」

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 松山英樹 長崎煌心
松山英樹は自らのアマ予選会を突破した長崎煌心と一緒に練習ラウンド

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(6日)◇横浜CC(神奈川)◇7322yd(パー71)

開幕2日前に実現した練習ラウンドは、松山英樹からの誘いだったという。「あした、一緒にラウンドしようよ」。自らの名前を冠したアマチュア予選会を突破して最高峰の舞台に挑戦する長崎煌心は、東北福祉大の後輩でもある18歳。偉大な先輩を相手に、緊張してなかなか切り出せないことも思いやっての配慮だったかもしれない。

前身の「ZOZOチャンピオンシップ」から、横浜CCへ舞台を移したタイミングでスタートしたアマ予選会「Hideki Matsuyama Amateur Challenge Presented by LEXUS」は松山の思いを詰め込んだイベント。ことしは36ホール競技にグレードアップし、16人のトップアマが1枚の切符を争った。長崎に敗れた2位から9位までの選手にも、大会前日に行われるプロアマ戦への参加資格が与えられた。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 長崎大星 長崎煌心
弟・大星も途中からついて歩いた

根底にあるのは、「10年以上、向こうでやってきて、一人でも多く日本人プレーヤーが来てほしい」という純粋な願い。日本開催における貴重な1枠を快く提供してくれたPGAツアー、予選会をサポートしてくれるスポンサー企業への感謝を胸に、さらに大きくしていきたい構想を抱く。「この横浜で行われるPGAツアーで優勝争いするようなプレーヤーが出てくることを祈りながら、そういうふうにしていけたらいいなと思います」と次世代にバトンをつなぐ使命感をにじませる。

自らもアマ時代の2011年1月に主催者推薦を受けて「ソニーオープンinハワイ」に出場し、PGAツアーのレベルを肌で感じたことがキャリアの分岐点になった。長崎は当時の松山と同じ18歳。「大学1年生ですし、まだまだ先は長い。世界を目指すためのきっかけになってくれればいい」と温かい視線を向ける。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 長崎煌心
「前より良くなった」とスイングを褒められた

長崎にとっても、忘れられない9ホールになった。2歳下の弟・大星(勇志国際高)が1月「ソニーオープン」に出場した際のキャディを務めており、同週も松山と一緒にラウンドする機会はあったが、選手として肩を並べて歩く感動はひとしお。「自分がどれだけごまかしながらゴルフをしているのかが明確になった。僕の少し(芝を)かんだショットが、英樹さんからしたら大ダフリくらいの感覚なんだろうな…」とレベルの違いを実感した。以前に中嶋常幸が主宰する合宿でも交流したことがあり、「前よりスイングが良くなったね」と褒められたこともうれしかったと満面の笑みで話す。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前 松山英樹 長崎煌心
先輩、ありがとうございました!

始まる前から胸がいっぱいになりそうな体験の連続。せっかくなら、試合モードの松山とも一緒に回ってみたい。自らが上位に食らいつくことで、夢のペアリングに飛び込む可能性が生まれるはず。「PGAツアーなので、(ハイレベルな環境にいることで)急に自分もうまくなったと勘違いしやすいと思う。自分を見失わず、強気の心で攻めるプレーをしていけたら」。若者らしく思い切りよく戦う姿を、松山もきっと楽しみにしている。(横浜市保土ヶ谷区/亀山泰宏)

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