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上村大和、遠藤桂音が高校生の部優勝 進藤大典氏発案のジュニア大会

プロキャディの進藤大典氏の発案によるジュニア大会「進藤大典ジュニアトーナメント2023 supported by アイダ設計」が29日、栃木県のセブンハンドレッドクラブで行われた。計121人の中高生男女が出場。18ホールの1日競技で、4部門の優勝者が決まった。

3回目を迎えた大会は「チャレンジ精神や、ミスをしたホールの次のホールで取り返そうとする気持ちを持ってもらいたい」という進藤氏の思いから、今年もステーブルフォード方式(ポイント加点制)を採用した。アルバトロス=12pt、イーグル=8pt、バーディ=3pt、パー=1pt、ボギー0pt、ダブルボギー=マイナス2ptの設定は選手にアグレッシブなプレーを求めるもの。

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高校生は男子が35ptの上村大和(東京・目黒日大高2年)、女子は31ptの遠藤桂音(茨城・明秀学園日立高2年)が優勝。両者には来年のプロツアー大会の出場資格が付与(男子は大会未定、女子はゴルフ5レディス)され、進藤氏がそれぞれキャディを務める予定。中学男子の部は武井大也が26pt、中学女子の部は丸尾海七が31ptで大会を制した。

進藤氏は宮里優作谷原秀人のほか、2018年までPGAツアーで松山英樹のバッグを担いだ。「この試合がいつか、PGA ツアーの選手とジュニアの子が一緒に戦ったり、米国の試合に出られるような“架け橋”になるような大会になれば。また、関わった子どもたち、関係者たちが10 年後、20 年後『次の世代のために何かやれることがないか』と思ってくれたら一番うれしい。どんどん将来につながると、僕が松山選手に経験させてもらったことを生かせるのかなと思います」と話した。

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