ティショットの調整もして第2ラウンドに臨む(提供：JGA)

◇女子アマチュア◇エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権 初日（24日）◇ル・ゴルフ ナショナル（6317yd、パー71）、ゴルフ・ド・サンノムラ ブルテッシュ(6160yd、パー72）／フランス

日本勢37年ぶりに「全米女子アマチュア選手権」を制した馬場咲希（日本ウェルネス高2年）は3バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「74」でプレー。上田澪空（共立女子第二高校2年）の「71」と橋本美月（東北福祉大2年）の「72」がスコアに採用され、ル・ゴルフ ナショナルでプレーした日本チームは1オーバーの13位スタートとなった。

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馬場は4番でバーディを先行するも7番、8番で連続ボギーを喫して失速。9番でバーディを獲り返してイーブンで折り返したが、17番でダブルボギーを喫するなどスコアを落とした。アイアンショットに及第点をつけるも「後半に入って1yd前後のパターを外し始めて」とグリーン上で苦戦した。

ラウンドは米国とフランスの代表選手とともにし、「アメリカのレイチェルさんが日本語を教えて欲しいと言ってきてくれて、日本語の話とかアメリカの話とかいろいろしてくれて楽しかったです」。異文化交流を味わいながら、日の丸が入ったユニホームでの初陣を「気持ちとしては悔しい」と話し、ほろ苦い一日を振り返った。「あすはこの悪いイメージを振り切って、切り替えて頑張ります」と意気込んだ。

1番でイーグルを奪って勢いに乗ったが、後半に悔しさを残した(提供：JGA)

昨年「アジアパシフィック女子アマ」の覇者でもある橋本は出だしからイーグルを奪ってスタート。123ydの2打目をPWでカップインさせ、「いい気分でスタート出来ました」と勢いに乗ったが、後半2ボギー1ダブルボギーの「40」と後退。「気持ちの面で悪い方をイメージしてしまった。本当に悔しいので、それを挽回できるように切り替えて沢山チャレンジしていって、明日はもうやり切りたいです」と追い上げを図る。

トップは5アンダーで、世界アマチュアランキング1位のローズ・チャン（スタンフォード大）を率いる米国チーム。1打差4アンダー2位にドイツ、3アンダー3位にポーランド、南アフリカ、スイスの3カ国が並んだ。