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馬場咲希「ジャパンのユニホームが夢だった」/世界アマチーム選手権

◇女子アマチュア◇エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権 事前情報(23日)◇ル・ゴルフ ナショナル(6317yd、パー71)、ゴルフ・ド・サンノムラ ブルテッシュ(6160yd、パー72)/フランス

世界最大級のアマチュアチーム選手権は24日、女子の競技でスタートする。今月「全米女子アマチュア選手権」を制した馬場咲希(日本ウェルネス高2年)ら女子日本代表選手が前日、練習ラウンドで最終調整。初めて日の丸を背負って臨む馬場は、再び“世界一”を目指す。

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初めて訪れたフランス・パリは「すごいきれいな街並みで楽しい」と感想を口にした馬場にとって、ほかにも初ものづくしの大会だ。8月1日付でナショナルチーム入りし、「自分の中ではジャパンのユニホームを着てプレーするのが夢だったのでうれしい」と言葉を弾ませた。「重圧にはなっていない」と、何事も「うれしさ」が先に立つ。チーム戦で戦うのも初めてとなる。

ナショナルチームのコーチとの練習ラウンドでは、グリーンの傾斜を読むために測定器を使ったり、コースマネジメントを教わったりと、新たな発見に面白さを見出しつつ、若い頭脳に吸収した。

会場は2カ所。ゴルフ・ド・サンノムラは「クラブハウスがきれいでおとぎ話みたいなところ」と17歳らしく表現。そしてもうひとつ、2024年パリ五輪の開催コースで名門のル・ゴルフ・ナショナルについて「すごいモンスターのような感じがして、池が多かったので戦略性のあるコース」という見立て。「とにかく景色がきれい」と気分が高まる。

「ドキドキ、楽しみ」という昨年「アジアパシフィック女子アマ」覇者の橋本美月(東北福祉大2年)と、「楽しみながらちょっとでもチームに貢献できるようにベストを尽くしたい」という上田澪空(共立女子第二高校2年)と3人で挑む世界大会。馬場は「チーム戦はこれまでやったことがなくて、わからなかったんですけど、とにかく皆で楽しいので優勝目指してやりたい」と意気込みを語った。

大会は2年に1度の開催で、2020年が新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となったため、18年大会(アイルランド)以来となる。競技は1日18ホールストロークプレーで行われ、4日間72ホールで争われる。各日とも3人中2人のベストスコアをその日のチームスコアとし、合計スコアで勝負を競う。世界アマチュアランキング1位の中島啓太ら日本代表が出場する男子競技(31日開幕)に先駆け、女子日本代表が56チームの頂点を目指す。

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