リオ五輪女子代表 野村敏京と大山志保に決定
2016年 全米女子オープン
期間:07/07〜07/10 場所:コーデバルGC (カリフォルニア州)
ペナルティで衝撃の幕切れ ラングがメジャー初制覇 渡邉38位
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日◇コーデバルGC(カリフォルニア州)◇6752yd(パー72)
4位から出たブリタニー・ラングと、15位から「67」をマークしたアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)が通算6アンダーで並び、プレーオフに突入した。16番からの3ホールのストロークプレーで行われ、イーブンとしたラングが3オーバーとしたノルドクビストを下し、ツアー2勝目をメジャー初制覇で飾った。
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後味の悪い幕切れだった。プレーオフ2ホール目の17番、ノルドクビストはバンカーからの2打目の際、アイアンのヘッドを地面にソールさせたとして2罰打を科せられた。ペナルティが2人に告げられたのは、18番(パー5)の3打目の前。結局、ノルドクビストは短いパーパットを外してこのホールもボギーとし、完全に勝負が決した。
首位で出たリディア・コー(ニュージーランド)と、パク・ソンヒョン、エイミー・ヤン、ジ・ウンヒの韓国勢が通算4アンダーの3位で並んだ。
8位でスタートした野村敏京は5バーディ、6ボギーの「73」と出入りが激しく、通算1アンダー。11位で4日間を戦い終えた。
渡邉彩香は2つのダブルボギーをたたくなど「76」と崩れ、横峯さくらと並び通算4オーバーの38位で終えた。渡邉は大山志保、宮里美香(ともに予選落ち)とリオデジャネイロ五輪代表の座を僅差で争っていたが、五輪出場権に直結する11日付の世界ランキングではわずかに逆転できず、野村と大山が2枠の日本代表圏にランクされた。
原江里菜は通算17オーバーで、69位に沈んだ。
優勝/-6/ブリタニー・ラング
2/-6/アンナ・ノルドクビスト
3T/-4/パク・ソンヒョン、エイミー・ヤン、リディア・コー
6T-3/ジ・ウンヒ、ステーシー・ルイス
・
11T/-1/野村敏京
38T/+4/横峯さくら、渡邉彩香
69T/+17/原江里菜