選手コメント集/HSBC女子チャンピオンズ最終日
2008年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:02/28〜03/02 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
オチョアの独走が続く! 宮里藍は23位タイに後退
シンガポールにあるタナメラCCで行われている、米国女子ツアー第3戦「HSBC女子選手権」の3日目。前日、2位に7打差をつけて独走態勢を築いたロレーナ・オチョア(メキシコ)が、この日も着実にスコアを伸ばして通算16アンダー。単独首位をキープして明日の最終日を迎える。
前半はスコアを1つ伸ばすに留まり、少しずつではあるが後続からの追い上げにより差を詰め寄られる。しかし、バックナインに入り3つのバーディを重ね、最終的には2位に8打の大差をつけてフィニッシュ。女王の名にふさわしい圧倒的な強さを持続し、今季の初勝利に王手をかけている。
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10位タイからスタートした宮里藍は、最終18番を含めて2度のダブルボギーがプレーの流れに歯止めをかけてしまい、この日2バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「77」。通算2オーバーの23位タイに後退した。上田桃子は「ショットが酷かった」という前半にスコアを2つ落とすが、後半に2バーディを奪い返し、通算3オーバーの30位タイに浮上。「明日は赤字(アンダーパー)までスコアを伸ばしたい」と意気込んでいた。古閑美保はこの日「78」の乱調ぶりで、飯島茜と並び通算6オーバーの47位タイに後退している。
通算8アンダーの2位タイには、前日と同じポーラ・クリーマーとアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)。この日は共に2アンダーとまずまずのプレー内容だったが、はるか先を行くオチョアの背中に詰め寄るまでには至らなかった。1打差の通算7アンダーにはカリー・ウェブ(オーストラリア)が浮上し、強豪ぞろいの上位争いが繰り広げられている。
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