宮里美香はパットも冴えて上位で決勝ラウンド進出を決めた

◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 2日目◇ターンベリー（スコットランド）6410yd（パー72）

強風が吹き荒れ、冷たい雨が落ちたスコットランドの西海岸。アンダーパーをマークした選手の数は晴天だった初日の52人から、5人へと大きく減少した。4バーディ、1ボギーの「69」をマークしたスーザン・ペターセン（ノルウェー）が通算7アンダーとして6位から単独首位に浮上した。

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2打差の2位にテレサ・ルー（台湾）、リュー・ソヨン、コー・ジニョン（ともに韓国）、リディア・コー（ニュージーランド）の3人。3バーディ、3ボギーの「72」と耐えた宮里美香が通算4アンダーの6位と、トップとの3ストローク差をキープした。

ほかの日本勢は成田美寿々が「75」とスコアを3つ落としながら、通算イーブンパーの15位タイ。「77」で回った横峯さくらが通算5オーバーの59位で決勝ラウンドに進出した。

トップから3打差6位で出た大山志保は「82」と崩れて通算6オーバーの74位に後退し、前年大会覇者のモー・マーティンらと同じくカットラインに1打が及ばず予選落ち。宮里藍は7オーバーの85位で姿を消した。

野村敏京、渡邉彩香、吉田弓美子が通算9オーバーの101位。初のメジャー出場となった笠りつ子は12オーバーの120位で決勝ラウンド進出はならなかった。