1つのボギーで流れが変わり後半に失速、11位タイに後退
2009年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:03/05〜03/08 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
K.ハルが抜け出す! 宮里藍は11位タイに後退
シンガポールにあるタナ・メラCCで開催されている、米国女子ツアー第3戦「HSBC女子チャンピオンズ」の3日目。キャサリン・ハル(オーストラリア)が通算11アンダーで単独首位に浮上。宮里藍は通算4アンダーのままで11位タイに順位を下げている。
首位と2打差の5位タイからスタートした宮里藍。2バーディをマークして迎えた前半上がりホール。ここをうまく乗り切り後半につなげたいところであったが結果はボギー。これで流れが傾き、後半立ち上がりの11番で今度はダブルボギーを叩き、通算3アンダーに後退。13、15番でバーディを取り返すも、最終18番でまたしてもボギーを叩いてしまい、通算4アンダーでホールアウト。順位を11位タイまで落とし、初優勝への道のりは厳しいものとなった。なお、ロレーナ・オチョア(メキシコ)もこの位置につけており、ここから連覇を狙う。
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27位タイからスタートした上田桃子は、前半奪った1バーディを守りきり、通算1アンダーでホールアウト。21位タイに順位を上げている。また、前日大崩れした大山志保は、この日も立ち上がりに苦しみ、通算9オーバー、67位タイに後退している。
首位から1打差の3位タイからスタートしたハルは、前後半3つずつスコアを伸ばし、ベストスコア「66」をマーク。トップを走っていた2人をかわし、通算11アンダーとして、単独首位で最終日に臨むことになった。
そのハルを2打差で追っているのは、今季2勝目を狙うアンジェラ・スタンフォード。6バーディ、ノーボギーという好内容で通算9アンダー、単独2位につけている。通算8アンダーの単独3位にはS.Y.ヨー(韓国)、単独4位に通算7アンダーの金美賢、通算6アンダーの単独5位にポーラ・クリーマーが続いている。それぞれが優勝へ向け、激しい戦いを見せてくれそうだ。