選手コメント集/全米女子オープン2日目
2001年 ジ・オフィスデポ エミー・オルコット
期間:04/12〜04/14 場所:ウィルシャーCC(カリフォルニア州)
やった! A.ソレンスタムがまさかの逆転劇。ツアー4週連続優勝。
カリフォルニア州ウィルシャーカントリークラブで行われている「ザ オフィス デポ ホスティッド バイ エミーオルコット」最終日。史上3人目の4週連続優勝を目指すA.ソレンスタムは、2日目終了時点で首位P.ハーストに10打差をつけられていた。この大会は3日間競技のため決勝ラウンド1日を残して万事休すと思われていた。しかし、最終日の後半思いもよらぬ展開が待ちわびていた。
前半を3バーディ、後半も10番12番でバーディを奪い15番ホールを終了して5アンダーまでスコアを伸ばし、残り3ホールへ。首位P.ハースト、前半を2バーディ、2ボギーのイーブン。しかし、10、11番を連続ボギーで8アンダーまでスコアを落とした。このとき、1オーバーの19位からスタートした韓国の金美賢が7つバーディを量産し、一気に6アンダーまで伸ばしてフィニッシュ。
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A.ソレンスタムも16番でバーディを奪い6アンダーで2位に上がった金に並んだが、17番で痛いボギーを叩く。しかし、最終18番で気合のバーディを奪い再び6アンダーで金に並び、この時点で2位タイでフィニッシュ。最後の追い上げは凄まじくギャラリーも沸きかえった。
その歓声が届いたわけでもないが、最終組のP.ハーストは苦しいゴルフを展開していた。ソレンスタムがプレーを終えたとき、ハーストは16番でボギーを叩き2位との差はわずか1打。17番でもボギーを叩きついに3人が並んでしまった。最終18番でのパー3でもボギーは止まらず、優勝争いからも脱落してしまった。
そして、プレーオフでソレンスタムが金を抑え、史上3人目の4週連続優勝を達成した。韓国出身の金は惜しいところまでいったが、朴セリに続きまたしてもソレンスタムの前に涙をのんだ。