LPGAツアー「ロングスドラッグス・チャンレンジ」最終日
2002年 ロングスドラッグスチャレンジ
期間:04/18〜04/21 場所:トゥエルブ・ブリッヂスGC(カリフォルニア州)
粘った! 初日から首位を守ったC.カーがツアー初優勝
米国女子ツアー「ロングズドラッグ チャレンジ」は、初日66をマークし首位に立ったC.カーが4日間首位をキープし、ツアー6年目にして初優勝をあげた。
2日目はイーブンパーでスコアを伸ばせなかったカーだが、3日目に再び5ストローク伸ばし2位に5ストローク差で最終日を迎えた。
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そのまま独走するかとも思われたが、さすがに初優勝のプレッシャーか、最終日のカーはボギーが先行してしまった。5番、そして7番でもボギーを叩き9アンダー。11番でバーディを奪い再び2桁の10アンダーに戻しこの時点ではまだ余裕があった。しかし、15番でティショットをハザードに打ち込みダブルボギーを叩いてしまった。
2位争いをしていた韓国のH-W ハンが、16番でこの日3つ目のバーディを奪い、あっという間に8アンダーで並んでしまった。7アンダーで回っていたH.ボウイにも逆転のチャンスが巡ってきた。
カーと同じ最終組でラウンドしたJ.クラフターも2打差に迫ったのだが、クラフターは17番でボギーを叩き一足早く脱落。
そして、首位で並んだハンもティグラウンドでリーダーボードを確認してしまったのか、それまで安定していたティショットを左サイドに曲げてしまった。このトラブルが致命傷になりボウイと共にボギーを叩いてしまった。
スコア3つ落として迎えた最終18番ホールで、初優勝がかかっている状況だが、カーは落ち着いていた。50センチのパーパットを慎重に沈めた。今シーズンのカーはピン・バナーヘルス、そしてメジャー第1戦のナビスコ選手権で3位に入る好調なゴルフが続いた。そしてプロ入り6年目で悲願の初優勝を上げることができた。
今週の日本勢は小俣奈三香だけが決勝ラウンドに残り、3日目にバーディなしのラウンドで73位に後退してしまったが、最終日は3バーディを奪い2オーバーで踏ん張った。通算16オーバーの69位で4日間の競技を終えた。