全英女子最終日/スタップルズ、「今日の主役は私かも、と思った」
2003年 ウィータビックス全英女子オープン
期間:07/31〜08/03 場所:ロイヤルリザム&セントアンズ(イングランド)
2つ目の金星か!? P.M.レブーが首位浮上!!
今シーズンの米国女子メジャー最終戦『ウィータビックス全英女子オープン』は、ビッグネームの優勝争いが繰り広げられている。3強といわれるアニカ・ソレンスタム、カリー・ウェブ、朴セリに加え、今シーズンのメジャー第1戦「クラフトナビスコ選手権」を制したフランスのパトリシア・ムニエル・レブーも優勝争いに絡んできた。
5アンダー4位につけていたレブーは、スタートから2連続バーディを奪い、3番はボギーとしたが、4番からは3連続バーディ。中盤はスコアを伸ばせなかったが、17番でバーディを奪い10アンダーで単独首位に浮上した。
<< 下に続く >>
昨年から肉体改造を行ってきたレブーは、無駄な脂肪は無く筋肉質という点ではアニカをも凌ぐ体系に変貌した。今シーズンは開幕から好調で、1勝しかしていないが、その実力はトップクラスとして誰もが認める存在になっている。
レブーを1打差で追うのは、前日2位の朴セリとウェンディ・ウォードの2人。6アンダーからスタートした朴は、13番ホールまでに5つのバーディを奪い11アンダーで首位に浮上した。しかし17、18番の上がり2ホールでボギーを叩き9アンダーに後退している。一昨年は最終日に逆転でメジャー3勝目を飾ったが、今回も同じような展開に持ち込むのか注目だ。
さらに1打差の8アンダーには、女王アニカが再浮上してきた。2日目にスコアを伸ばせず9位に後退したアニカだがそのままでは終わらない。6番パー5のイーグル後も2つのバーディを奪い、4ストローク伸ばしてきた。女王の意地でライバルたちを払いのけるか、最終日の熱い戦いが楽しみになってきた。
日本勢は、前日4位に浮上した福嶋晃子が序盤からスコアを崩し、この日だけで7オーバーを叩いてしまった。藤井かすみ、服部道子、山口裕子の3人も同じく2オーバー。日本の4名が37位で並んでしまった。