アニカ体調不良で途中棄権
2003年 BMOフィナンシャルグループカナディアン女子オープン
期間:07/10〜07/13 場所:ポイントグレイゴルフ&CC(カナダ)
ベテラン2人が首位!そして2人の朴がジワリと順位を上げた!
今週の米国女子ツアー『BMO フィナンシャルグループカナディアン女子オープン』は、カナダ南西部のバンクーバーにあるポイントグレイゴルフ&CCで開催されている。
この地域は、この時期日照時間が長いため、2人1組のツーサムで全39組が1番ホールから順にスタートした。トップスタートは午前9時23分、最終組がスタートしたのは午後2時35分。全選手がホールアウトしたのは、午後8時を裕に過ぎていた。日本では到底考えられないことだ。
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2日目に6アンダーの単独首位に立ったベス・ダニエルは、3バーディ、ノーボギーのラウンドで9アンダーまで伸ばした。3つのバーディはなんと全てパー3のホールだった。予選2日間は、8つのパー3でボギーが1つ。パー5のホールで5ストローク伸ばしてきたが、この日はパー5で伸ばすことが出来なかった。
そのダニエルを捕えたのは、単独2位からスタートしたジュリー・インクスターだった。インクスターは4番ホールから3連続バーディを奪い、終盤も2つスコアを伸ばして9アンダー首位タイに浮上した。
2打差の7アンダーには、安定したスコアで上位をキープしているキム・サイキが付け、さらに3打差の4アンダーには5人が並んでいる。その中には韓国の朴セリ、グレース朴の2人が入っている。女王アニカが初日に棄権しているため、ライバルの朴セリとしては、少しでも賞金を稼いでおきたい。
また、日本勢で決勝ラウンドに残った小俣奈三香と福嶋晃子だが、小俣は2ストローク落とし11位から23位に後退。2日目にスコアを伸ばし予選落ちを免れた福嶋は、2バーディ1ボギーで2オーバーまで伸ばし、順位も52位から29位に浮上している。