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「もう最高です」 手嶋多一がシニアデビュー戦で初優勝

◇国内シニア開幕戦◇金秀シニア 沖縄オープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄県)◇6862yd(パー72)

レギュラーツアー通算8勝の手嶋多一が、シニアデビュー戦で初優勝を飾った。首位に1打差の2位から5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、後続を1打差で振り切る通算9アンダーで逆転。昨年10月に50歳になったルーキーが華やかなデビューを果たした。

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「もう最高です。優勝できるようなゴルフができるとは思っていなかったので。レギュラーもシニアも、沖縄で優勝できて最高です」と、レギュラーツアー初優勝を飾った1999年の「ファンケル沖縄オープン」を引き合いに出して喜びを表現した。

そのレギュラーツアーでは昨季に22年連続で保持していた賞金シードを失ったが、14年「日本プロ選手権」優勝による複数年シードをあと1年残しており、次週の「東建ホームメイトカップ」で初戦を迎える予定だ。新たにシニアツアーという戦場も加わった50歳が、再起をかけるシーズンに向けても弾みをつけた。

手嶋は、招待により5月の米国シニア(チャンピオンズツアー)メジャー戦「全米シニアプロ選手権」(オークヒルCC/ニューヨーク州)の出場が決定しているが、国内はレギュラーをメインにおきつつ、「様子を見ながら、出られる試合は出ようかなと思っている」と述べた。

通算8アンダーの2位に河村雅之。通算7アンダーの3位にタワン・ウィラチャン(タイ)。通算6アンダーの4位に、首位スタートから「72」と停滞した倉本昌弘が続いた。

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