2011年 皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会
期間:10/06〜10/09 場所:ジャパンメモリアルゴルフクラブ(兵庫)
三好、キムが首位タイ!青木、中嶋も予選突破
兵庫県にあるジャパンメモリアルゴルフクラブで開催されている、国内シニアツアー第6戦「皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会」の2日目。7アンダーの単独首位からスタートした三好隆は、この日2ストローク伸ばして首位を死守するも、3打差を追うキム・ジョンドク(韓国)に追いつかれ、通算9アンダーで首位タイに並んでいる。
初日はパットの調子がいまひとつだったと振り返ったキムは、「パターがだめだったので、構えをオールドスタイルに変えたら“26パット”と改善された」とタッチも合ってきた。
先週は韓国シニアツアーの大会「京畿道シニアマスターズ」で初優勝を飾り、良い流れをキープして臨んだ今大会。勝者には「全英シニアオープン」の出場権が付与される。かねてからチャンピオンズツアーへの参戦を視野に入れているキムにとって、今週はその出場権を賭けた第一歩となる。
時折突風が吹き荒れた第2ラウンドは、風が三好の行く手を阻んだ。後半14番で、セカンドショットの風を読み違えて池に入れるトラブル、続く16番でも、フォローと読んだ風はアゲンスト。「風が難しいよね。そう思ってスタートしていったけど、最悪だよ。まるで1人相撲」と肩を落とした。それでもアンダーパーでのラウンドにはまずまずの納得の表情を浮かべ、「明日はやり直します!」と気合いを入れ直した。
首位と4打差の通算5アンダー、単独3位にはブーンチュ・ルアンキット(タイ)、通算4アンダーの4位タイには、友利勝良、グレゴリー・マイヤー(アメリカ)、永井友之、草野忠重ら4選手が並んだ。
予選通過は通算3オーバーの53位タイまで。尾崎健夫は2オーバーの47位タイ、青木功、飯合肇が3オーバーの53位タイで決勝ラウンドに駒を進めている。