イ・ボミ 窮地から今季初Vへ「本当にすごかった」1打
2016年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ
期間:03/11〜03/13 場所:土佐CC(高知)
イ・ボミが早くも今季初優勝!プレーオフ制し「信じられない」
◇国内女子◇ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 最終日◇土佐CC(高知)◇6217yd(パー72)
国内女子ツアー開幕2戦目は、ツアー史上初めて5年連続のプレーオフ決着となった。激闘を制したのは、昨季賞金女王のイ・ボミ(韓国)。通算8アンダーで並んだ柏原明日架、飯島茜との4ホールに及ぶプレーオフを制し、早くも今季初勝利。国内初優勝を飾った2012年に次ぐ大会2勝目で、ツアー通算16勝目を挙げた。
<< 下に続く >>
18番(パー4)で繰り返されたプレーオフは3ホール目まで、3人のパーセーブが続いた。4ホール目で柏原と飯島がバーディを逃したのに対し、イがピン奥5mからのバーディパットを沈めて、58ホールにわたる勝負が決した。
イは「本当に信じられません。いつも笑おうと思っているけど、心の中にはいろいろなプレッシャーもあった。体もしんどかったですが、集中するところだけ集中できた」と語った。
2日目まで首位だったキム・ハヌル(韓国)は「74」とスコアを落として2打差のリードを守りきれず、「66」をマークした鈴木愛、渡邉彩香と通算7アンダーで並んで4位に終わった。
通算6アンダーの7位で上田桃子と福田真未が続いた。福田は15番までに1イーグル、6つのバーディを量産して一時首位に立ったが、最終18番でダブルボギーをたたいた。
プロとして国内ツアー2戦目の森田遥が通算5アンダーの9位タイで終え、2戦連続でのトップ10入りとなった。今季から横浜ゴムと契約を結ぶ森田理香子は、通算イーブンパーの28位。
ベストアマチュアには通算1アンダーで21位の吉本ひかる(滋賀短期大付属高2年)が輝いた。勝みなみ(鹿児島高2年)は、通算7オーバーの50位だった。