ペ・ヒキョンのプロフィール
2015年 CAT Ladies
期間:08/21〜08/23 場所:大箱根CC(神奈川)
新人ペ・ヒキョンが首位 追いかけるのは飛ばし屋3人
◇国内女子◇CAT Ladies 2日目◇大箱根CC(神奈川)◇6701yd(パー73)
首位に4人が並ぶ混戦で幕を開けたムービングデー。8バーディ、1ボギーの「66」をマークした22歳のペ・ヒキョン(韓国)が通算11アンダーとして単独首位で頭ひとつ抜け出した。1打差の通算10アンダー2位に服部真夕、さらに1打差の通算9アンダー3位タイで三塚優子、渡邉彩香の2人が続いた。
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韓国女子ツアーで通算2勝(アマチュア時代に1勝)を飾り、昨年末の日本ツアーの予選会を9位で通過したペは「きょうはパッティングが良かった。ミスに気を付けながらプレーしたのがスコアにつながった」と振り返った。7月末の「センチュリー21レディス」で優勝争いを演じて2位。韓国・建国大の先輩であるアン・ソンジュ(韓国)に阻まれて初勝利に届かなかったが「一緒に回ったアンさんの優勝を見て自分にもチャンスが来たときは積極的に行こうと思った」と大いに刺激を受けている。
追いかけるのは、5つのパー5を要する大箱根CCで有利と言われるツアー屈指の飛ばし屋たち。前週2位の渡邉と、4位の服部、21位の三塚とこちらも波に乗る面々だ。1~2打差は充分に射程圏内となる。
通算8アンダーの5位に鈴木愛。通算7アンダーの6位に金田久美子と李知姫(韓国)が並んだ。初日首位発進を決めた45歳のベテラン・鬼沢信子は、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「76」とスコアを落として、通算4アンダーの15位へと後退した。
今週は賞金ランキング首位のイ・ボミ(韓国)は出場していない。同2位のテレサ・ルー(台湾)は、この日「68」をマークして通算6アンダー。ディフェンディングチャンピオンの上田桃子らと並び、首位と5打差の8位へと浮上した。