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城戸富貴、独走態勢へ

風も弱く残暑厳しい琵琶湖CCだった。3日目もスコアを伸ばす選手は少なく、みんなが苦しんでいる中、ベテラン城戸富貴が貯金を増やしての5アンダー。独走態勢に移行した。2位の中野晶がイーブンだから、このまま行けば安全圏ともいえるのだが・・・。

3日目の城戸富貴は3バーディ、2ボギー。しかし本人は「プレー内容、今日も何も覚えていない」という。「最後(18番)の3パットしか覚えてないんです。あの3パットも、冷静に考えてみればフックラインだったんだけど・・」
とはいえ「よくガマンした」と自分でも評価できる。「アウトはほとんどグリーンに乗っていなかった。インが6つ、アウトが3つ。たったそれしかオンしていません。だからスコアボード(の自分の位置)を見ると、なんか変な感じ」と笑う。

バーディが欲しい欲しいという気は十分すぎるほどある。それなのにパットはショートしてしまう。「自分でも自分の性格がわからなくなってきました」とまた笑った。
「2位との差なんて、あってないようなものです」と言ったあとで、優勝カップもないわね、という。普通どこかに飾ってあるはずなのに、カップが見当たらない。「ツバつけられないように、どっかにしまってあるのかしらね」
そういえば去年のミズノレディス、3日目の夕方に陳列の車にツバをつけて優勝したのはこの城戸富貴だったような気もする。あのときも独走勝利。ちょっとスッとぼけたトーナメントリーダーだった。

勢いにのっているルーキー米山みどりは、今日は岡本綾子と一緒のラウンド。2番3番を連続ホギーとしながらも2バーディと取り戻し、上位に上がってきた。「スタート前の練習でショートパットが入らなくて不安を残してたのがいけなかったです。でもオーバーしながらもインは気分よくプレーできました。楽しくプレーできました」
「いまは言葉にできないような勉強をしている時期なんだと思ってます」とも言う。上り調子の23歳。これからが楽しみな選手だ。

しばらく不調だった芳賀ゆきよも好位置につけた。試合にでるのは7月末のゴルフ5レディス以来。「一からやるつもりでプレーしてきて、ようやく予選も通るようになりました。チャンス生かすのは無理だと思うけど、でも1年間、いっしょうけんめい頑張ります」

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1999年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカ杯



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