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独走村井、プレッシャーと闘った公式戦V

降りしきる雨と風の最終日。初日から走り続けた村井真由美は最後まで危なげなかった。下から黄玉珍が迫ってはいたものの、まったく問題なく余裕の優勝・・のはずだったが16番でボギー。そしてボギーでもダボでも勝利確実の大詰め18番。最後の最後でボギーパットも外し、必至でダボパットをねじ込むというハラハラする優勝になってしまった。

しかし1打差でも優勝は優勝。プロなら誰もが憧れる公式戦のV。緊張の糸が切れた村井の涙はいつまでも止まらなかった。
実際、村井真由美はプレッシャーに押しつぶされそうだった。「昨朝から食事がのどを通らないんです。飲み物はいいんだけど、食べるものだとダメ。こんなビビリながらの緊張、初めてです」

この女子オープン、93年にも優勝争いをしている。「あの時とは全然違います。落ち着くんだ、一打一打に集中するんだ、と自分に言い聞かせっぱなしです」 傍目にも動揺がうかがえた最後のダボパットのときは「心臓がいったん口から出て、また戻ってきたんです」という。

初日に66をマークして飛び出してしまったのも、楽ではあったがプレッシャーになった。「落ちたら悔しいでしょ。だからまた別の緊張がありました」
女子プロでただ一人、パーシモンのドライバーを使い続けている。「パーシモンの方がランが出てるみたいですね。昨日から短く握るようにしたんです。そうしたらまた球がつかまり始めるようになりました。よくやってくれましたよ、パーシモンちゃんは」
関係ないが、村井真由美は水泳はできるが、プールに入っても体が浮かないのだそうだ。「それだけ筋肉質なんです。見た目より力強いんですよ」 だから飛距離が出るのだという。これって自慢なんだろうか?

2週連続2位の黄玉珍は「98点のゴルフ」と自己評価した。「悔しくなんてないです。いいスコアでした。嬉しいです」

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1999年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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