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プレーオフを制し、諸見里しのぶがホームコースで今季2勝目!

兵庫県にある六甲国際CCで行われている国内女子ツアー第13戦「サントリーレディスオープン」の最終日、昼の気温は25.6度に達する夏日となり、最終日のギャラリー数は11,439人。4日間累計のギャラリー数は31,513人に達し、大会史上最多記録を更新した。

ホームコースの大ギャラリーが、諸見里しのぶを後押しする。「みんな手が痛くなるんじゃないかっていうくらい力強い拍手をしてくれて、凄く力になりました」。一時は首位のイエ・リーイン(中国)に2打差をつけられたが、15番で1.5m、16番でも5mのフックラインを読みきってジャストタッチでカップに沈める。終盤の連続バーディで追いついて、優勝争いは2人のプレーオフにもつれ込んだ。

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18番で争われたプレーオフ1ホール目は共にパー。カップを切り替えて行われた2ホール目、第2打をグリーン左手前のバンカーに入れたイエは、エッジから4ヤードに切られたピンを攻めきれずに5m近くオーバーする。一方の諸見里は2打目でグリーンを捉えると、ファーストパットを50cmの位置に寄せた。

イエが2パットのボギーとしたのに対し、諸見里は落ち着いてこの短いウィニングパットを沈めて74ホールに及んだ戦いは決着した。諸見里は今季2勝目で、自身通算5勝目。今季の4日間大会では2連勝となる。優勝賞金1800万円を追加した諸見里は、賞金ランキングでは首位の横峯さくらに約190万円差の2位に肉薄した。

惜敗したイエは、「ベストを尽くしました。こんな成績で凄く嬉しいです」とコメント。上海に2歳半の子供を残し、日本でゴルフを続けるママさんゴルファーが、早くも実力の片鱗を見せた。

3位は北田瑠衣、4位は横峯さくら。米ツアーから一時帰国して臨んだホステスプロの宮里藍は、通算2アンダーの17位タイで終えている。ローアマチュアは韓国のハナ・ジャンが獲得している。

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2009年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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