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米山みどり、5打差に抜け出す

終日雨の2日目。片野志保、金沢鈴華はやはり後退した。定番の不動裕理がぐんぐん追い上げてトータル2アンダー。初日の30位からゴボー抜きで上がってきた。ディフェンディングチャンピオンの李英美も2アンダー現状維持ながら2位へ浮上。これで米山みどりが停滞していれば面白い展開になるのだが、その米山みどりも伸ばした。16番、17番、18番と上がり3連続バーディで7アンダー。

明日は米山の独走試合になるのか、それともまだ紛れの要素が残っているのか。6月のサンクスレディスでは首位を走っていた米山が不動にひっくり返されたことがあるが、あのときは3打差でしかなかった。しかし今度は余裕たっぷりの5打差。なんとなく好敵手同士のような形になってしまった新進の2人。どう決着がつくか。

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米山みどりは「今日の目標は2つ伸ばすこと。2番で落として(ボギー)しまってから7番でひとつ戻して、あと一つ!と後半のプレーにつなげました。目標をクリアできてすごくよかった」

今日もまだパットは打てていない。「まだダメです。とにかく打てれば入る、と思ってます。外れてもかまわないという気持ちで・・」

不動裕理のプレーを見ていると「あーいうふうに打たなきゃ・・」と思うそうだ。「較べられるものじゃないけど、不動さんはパターがよく打ててますね。打ててるから返しもしっかり入れられる感じがあります」

ところが米山が羨ましく思うその不動自身は「自分はパットが打ててない」と言っているのだそうだ。不思議なものです。

大会2日目、LPGA公認のドラコン女王コンテストが実施されたが、優勝は去年に引き続いて田辺裕子。46インチD4のミズノ300Eで259.3ヤードを叩き出した。166センチ、60キロ。姉は柔道の五輪3大会連続メダリスト田辺陽子。姉妹で二人暮らしをしているが、姉は現役を退いてから口うるさくなって「意識レベルが低過ぎるとか、プロならやるべきことをちゃんとやれ、とか厳しく言われる」のだそうだ。

田辺裕子本人は後期の出場資格を得ており「今週の試合は74-74でプラス4。両方で賞金貰えますね。ドラコンの賞金(50万円)より上を稼ぎたいです」とのことだ。ちなみにドラコンの2位は大竹エイカ。3位 秋山千鶴。4位 石黒裕季子。5位 藤井かすみ

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2000年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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