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肥後が逃げ切り、有終を飾った

国内女子ツアーの今シーズン最終戦「LPGA ツアー選手権 リコーカップ」の最終日。今シーズンも3月に沖縄で開幕し、32試合を消化。この日のラウンドでシーズン終了となる。

この大会は今シーズンの優勝者と賞金ランキング20位までの選手しか出場できず、今の日本女子ゴルフ界の頂点に立つ選手の争いとなっている。

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優勝争いは、初日から首位に立った肥後かおりが逃げるか、ベテラン塩谷育代、そして爆発力のある藤井かすみが逆転をとげるかという展開になった。

最終組で回った塩谷がスタートから3連続バーディを奪い、あっという間に肥後と1打差まで迫った。しかし、後半は攻め続けたためにカップを大きくオーバーするなどボギーも叩き追いつくことはできなかった。

一方、前半を1ボギーとスコアを伸ばせなかった肥後は、後半に入り10番から3連続バーディを奪い再び差を広げた。その後はボギーを1つ叩いたが、終盤にはパーセーブを繰り返し、逃げ切りで再春館レディース火の国オープン、太平洋レディース レーベンカップに続き、今シーズンの3勝目を上げた。

2位には塩谷、そして単独3位には不動裕理が入った。3日目を終了して2アンダーと伸び悩んでいたが、この日だけで7バーディを奪い通算9アンダーまで伸ばしてきた。

この試合前に2位につけていた天沼が優勝できなければ不動の2年連続賞金王が決まることになっていたが、不動は文句なく賞金女王の座をキープした。

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2001年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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