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若手にはもっと試練を与えたい!木村敏美がベテランの意地を見せた

国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の最終日。2日目に単独首位に立ったプロ入り5年目の瀬川佳代は、ボギー先行となったが、要所でバーディを奪い何とか踏ん張っていた。

しかし、その瀬川と同じ最終組で回った木村敏美がベテランの意地を見せ3アンダーで逆転優勝を飾った。「瀬川選手はとても良い選手だった。今、若手が非常に伸びているから勝ってほしい。でも、もっともっと試練を与え、良い経験をしてほしい。簡単に勝たせてはいけないのではないか、自分も20代は先輩プロにやはり良い経験をさせてもらった」

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一方、敗れはしたが、最後まで攻め続けた瀬川は、「守る実力はないので、とにかく1番から攻めていった。だからちょっと力が入ってしまったかも。この3日間、収穫したものは大きい。1打1打の大切さを学んだ。もちろん残念だった気持ちはあるが、これからにつなげて行きたい」

優勝争いはこの2人に絞られた感じだったが、途中スコアボードの1番上には大会3連覇を狙う具玉姫の名前があがった。2日目にスコアを崩し3オーバー20位からスタートした具は、この日ベストスコアタイの68をマークし、1アンダーでフィニッシュした。まわりがスコアを伸ばせず苦しむ中、コースとの相性の良さを発揮し、3位タイにくいこんだ。

また、アマチュアの宮里藍がスコアを伸ばし9位タイでフィニッシュした。次男の優作が男子ツアーに、やはりアマチュアとして出場し、2位タイに入る大健闘をみせたが、妹も負けてはいなかった。「昨日、兄(優作)と電話で話し、1日くらいアンダーで回ってみろよ、と言われたので・・・良かった。来週の日本女子オープンは初出場となるが、このまま今の調子を維持して頑張りたい」

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2001年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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