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上位陣総崩れ、島袋美幸が逆転でツアー4勝目を上げた

フジサンケイレディスクラシックの最終日は、前日単独首位に立ったL.デービースが思わぬ苦戦をし、紺状態となった。終盤の混戦状態から一歩抜け出したのが韓国の李知姫。14番でバーディを奪い1オーバーで単独首位に立った。そして島袋美幸も16番で李に並び優勝争いは2人に絞られた。

最終組ではデービースが崩れていくのを見ながら、坂上晴美、土屋陽子は2オーバーでこらえていたが、16番のパー3で互いにティショットを池に打ち込んでしまった。

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「お約束の池に入れてしまいました。でも、ギャラリーが多い中でできて気持ちよかった。とりあえず17、18番と上がりが良かったんで、次につながります」 一昨年の最終日と同じように池に入れてしまった坂上は、一旦は完全に脱落したと見られたが、最終17、18番で連続バーディを奪い首位に1打差の2位タイでフィニッシュした。

首位タイで最終18番に入った島袋はセカンドショットでピン手前1.5メートルにつけた。しかし、慎重に狙ったバーディパットを外し1オーバーのままホールアウト。そして、李は18番のセカンドをピン奥に乗せ、ファーストパットは1.5メートルショート。続くパーパットはカップをかすめ3パットのボギーとなってしまった。

「勝ったのかと、本当に不思議。嬉しい半面、いいのかな、という気持ちが半面。我慢してよかった。10番でダブルボギーを打ってガタガタになったが、踏ん張ってよかった」島袋は昨年の住友VISA太平洋クラブレディース以来、ツアー4勝目を上げた。
一方、チャンスを活かせず2位に終った李は「残念です。18番のセカンドショットはちょっと大きかったですね。力が入っちゃったんですかね~。今日はちょっとパットが悪かった。とにかくこの経験を活かして、ぜひ今シーズン中に優勝したいですね」

5月のヴァーナルレディース3位を上回る成績となった李だが、同じ新人の呂曉娟に先を越されているだけに、早く初優勝を上げたいところだろう。

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2001年 フジサンケイレディスクラシック



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