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上原彩子が逆転で、悲願の初優勝を飾る!

静岡県の川奈ホテルGC富士コースで開催されている、国内女子ツアー第7戦「フジサンケイレディスクラシック」の最終日。この日も風速2メートルと、風が舞うことの多い川奈にしては穏やかな天候に恵まれた。

序盤から多くの選手がスコアを伸ばす中、首位と5打差の7位タイからスタートした上原彩子がチャージ。14番で5つ目のバーディを奪い、通算7アンダーで単独首位に躍り出る。この勝負どころで、15、16番と3連続バーディを奪い一気に抜け出した上原が、通算8アンダーで逆転勝利。2004年度のプロテストをトップ合格した逸材が、ようやく悲願の初優勝を果たした。

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通算7アンダーの単独2位には、こちらも初優勝がかかっていた原江里菜。単独首位からスタートした原だったが、6番までに2ボギーと出だしでつまずく。最終18番で11メートルのバーディパットを外し、僅か1打及ばずに惜敗を喫した。同じ最終組でラウンドした佐伯三貴は、5番パー5のイーグルで一時は首位に並ぶが、その後は伸び悩み、通算6アンダーの単独3位。通算5アンダーの単独4位に馬場ゆかり、通算4アンダーの単独5位に服部道子が食い込んだ。

横峯さくらは、大山志保全美貞らと並び、通算2アンダーの9位タイ。なお、アマチュアの藤本麻子が通算6オーバーの46位タイで終え、2年連続でベストアマチュアを獲得している。

2008年 フジサンケイレディスクラシック



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