選手コメント集/ミズノクラシック 最終日
2002年 ミズノクラシック
期間:11/08〜11/10 場所:瀬田GC北コース(滋賀)
日本&韓国勢が上位独占、ソレンスタムは16位
日米の女子プロゴルフ協会が共同で開催する「ミズノクラシック」が、滋賀県の瀬田ゴルフコースで開幕した。先週マッチプレーが行われ、今週が第2弾となる。 米ツアートップレベルの選手も多数出場しているためか、初日から多くのギャラリーがコースに訪れた。
初日首位に立ったのは韓国の金美賢。5番パー3でバーディを奪った金は、10番ホールまで6ホール連続でバーディを奪う快進撃を見せた。その後、12番パー3でもバーディを奪い7アンダーまで伸ばしている。
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先週のマッチプレーでは、準優勝した米山みどりと一回戦で対戦。緊迫した展開になったが、1ダウンで敗れてしまった。今シーズンの金は、7月に行われた「ジャイアントイーグル LPGAクラシック」で2年ぶりの優勝。その2週間後には「ウェンディーズ選手権 」でも優勝している。
1打差で金を追うのは3人。やはり韓国のグレース朴とグロリア・パーク、そして日本の天沼知恵子だ。10番ホールからスタートした天沼は、16番ホールまでパープレーを続けると、17、18番と連続するパー5でバーディを奪った。そして、アウトコースに入り、再びパー5の1番、さらに2番と4連続バーディ。初日は6バーディ、ノーボギーと完璧な内容だった。
先週のマッチプレーでは、ディフェンディングチャンピオンで世界のナンバーワンプレーヤー、アニカ・ソレンスタムを撃破する大金星をあげた。2回戦ではR.ジョーンズに敗れてしまったが、昨年5勝を挙げた強い天沼が戻ってきた。
さらに1打差の4アンダーには日米で活躍を続ける小林浩美が入っている。先週のマッチプレーには出場できなかったが、ラウンドレポーターとして、コース内を駆け巡り、勝者にインタビューを行うなど精力的に動いていた。今週はプレーヤーとして活躍しそうだ。
また、大会連覇を狙うソレンスタムは、3アンダー16位グループにつけている。前半4アンダーで折り返したが、後半はバーディを奪えずボギーが1つ。伸び悩んでしまったが、明日以降スコアを伸ばしてくるはず。年間10勝目を果たすことができるか。