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黄玉珍が単独首位に浮上!

日本女子ゴルフ界の最高峰「日本女子オープンゴルフ選手権」は、決勝ラウンドに入り混戦状態となってきた。初日8アンダーのロケットスタートを見せた、メキシコのロレーナ・オチョアが、2日目に1つしか伸ばせす、この3日目はイーブンパー。ついに首位の座を明け渡してしまった。

前半9ホールをすべてパーで通過したオチョアは、10番パー3で、ワンオンに成功しながら3パットでボギーにしてしまった。14、16番では3メートルのバーディパットを確実に決めスコアを伸ばしたが、最終18番でも3パットでボギーを叩いた。

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「今日は34パットして、3パットも2回ありました。ピンの位置が昨日より難しくなっていたこともありますが、アイアンショットが少し良くなく、あとはグリーン上での判断にもミスがありました」

初日から守ってきた首位を奪われたが、「1ストローク差ということで、まだ上位だし、もう少し上手に頭を使ってプレーしたい。フューチャーツアーでの3勝など、今まで逆転で勝っているので、追いかけていくほうがいいかと思う」。明日は最終組の1つ前で回るため、逆転するには絶好の位置かも知れない。

オチョアをかわして首位に立ったのは、台湾の黄玉珍だった。7アンダー3位からスタートした黄は、4バーディ、1ボギーで10アンダーまで伸ばした。特に後半は、ピンチもあったがリカバリーショットやパッティングでパーを拾っていた。

「女子オープンのコースはたいてい好きです。優勝したら3年間のシードはありますし、日本という名のメジャーで勝ちたいです。明日は諦めないように頑張りたいと思います」。過去に女子オープンで2位が2回という黄は、アマチュア時代にローアマになったこともある。最終日に逃げ切ることができるのか注目が集まる。

黄と共に最終組でラウンドすることになったのは、この日4ストローク伸ばした山田かよ。前半にバーディを2つ奪い、後半は12番から3連続バーディを奪うなど攻めのゴルフがはまった。17番パー5で、この日2つ目のボギーを叩いてしまったが、最終18番では10メートル以上あるバーディパットを強気でねじ込んだ。ツアー初優勝を公式戦で飾ることができるだろうか。

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2002年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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