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賞金女王に向けて一歩前進。不動裕理が今季3勝目

国内女子ツアー「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」最終日。危なげないプレーで終始リードを保った不動裕理が、15アンダーで今季3勝目を飾った。

出だしの1番でボギーを叩き、2位だった塩谷にバーディを決められ、いきなり2打差に詰め寄られるピンチに見舞われたが、その後は落ち着いたプレーで、5バーディ、1ボギーで68をマーク。昨日、目標に掲げた“3日間60台”を見事果たした。

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「出だしでいきなり3パットのボギーを叩いたが、あれは自分の影が気になってしまったから。『いい気になるなよ』という感じのボギーで目が覚めた。6番では8メートルのバーディパットを決めたが、あれは強めに打ったのがたまたま入ったラッキーパット。後半に入り、15番ホールあたりでリーダーボードを見て、今の自分ならこのまま行けると確信できた。ショットの調子も良かったし、気持ちの持ち方次第でゴルフも変わることが分かった。欲を言えばもっとスコアを伸ばしたかったけど、ボギー1つで済んだので満足。ここはトリッキーなホールが多いので、刻む作戦で攻めた。ドライバーで行くとダブルボギーを叩いてしまう可能性があるホールでも、スプーンで刻めばボギーで済むと思う。まだ賞金額の大きい大会が控えているので、賞金女王は意識していない。今後の目標は、まず日本女子オープン」

そして7打差の2位に肥後かおりが入った。

「途中でやめたいと思うくらいバテていた。バーディがくれば涼しく感じるのに。上がりの2ホールでバーディを取れたので、自分にしては上出来。来週は思い切り休む。それが良い方向に転じれば良いと思う」。今季終盤に向けても、頑張って欲しい。

塩谷は1番ホールでバーディを奪い、トップの不動にプレッシャーをかけたが、8番のボギーから調子を崩し、優勝争いから脱落していった。「何とかゲームを面白くさせたいという気はあったけど、力不足だった」

不動が3年連続賞金女王に向けて、一歩前進した。後半戦が楽しみだ。

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2002年 ヨネックスレディスオープンゴルフトーナメント



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