選手コメント集/NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日
2003年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
期間:08/15〜08/17 場所:軽井沢72ゴルフ北コース(長野)
福嶋、不動など5人が3アンダー首位で並んだ!
国内女子ツアー第16戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が、長野県の軽井沢72ゴルフ北コースで開幕した。女子ツアーは3週間ぶりの開催となるため、初日の成績に注目が集まった。最も注目を浴びたのはディフェンディングチャンピオンの福嶋晃子だった。福嶋が国内ツアーに参戦するのは、6月に行われた「アピタ・サークルK・サンクスレディス」以来今シーズン2試合目。前回は52位と満足の行く成績ではなかったが、今週は自身の所属するNECがメインスポンサーになっていることもあり気合いは充分だ。
朝から雨が降り続け、気温も15度しかなく夏の軽井沢とは思えぬ寒さが選手たちを苦しめている。悪天候の中、福嶋は7番ホールから3連続バーディを奪い、3アンダーでフィニッシュ。初日から首位に立つ好スタートを切った。
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福嶋と同じ3アンダーには、4年連続賞金女王を狙う不動裕理、7月の東洋水産レディスでツアー初優勝を挙げたばかりの鈴木香織など5名が並んでいる。ベテランの塩谷育代も好調な滑り出しを見せた。
首位と1打差の2アンダーには藤井かすみなど4名が並んでいる。今シーズンの藤井は、開幕第2戦の「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」で幸先の良い1勝を挙げたが、その後は優勝争いに絡んでいない。賞金ランキングも9位に止まり、首位を走る不動とは4,000万円ほどの差が開いてしまった。
さらに1打差の1アンダー10位には、東尾理子が入っている。昨年シード権を失った東尾は、現在招待試合などでしか出場することができず、数少ないチャンスで賞金を掴む必要がある。ところが、開幕戦7位の次は54位、その後は2試合続けて予選落ち。今週は3日間上位をキープしたい。