【女子プロファッションチェック】ヴァーナルレディース1R/宅島美香
2003年 ヴァーナルレディース
期間:05/16〜05/18 場所:福岡センチュリーGC(福岡)
木村、曽のベテランが首位。若手が逆転優勝を狙う!
福岡県の福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー「ヴァーナルレディース」は、女子ツアーの中でも比較的長いコースのためスコアを伸ばすことが難しい状況になっている。
首位に立ったのは、この日2ストローク伸ばした木村敏美と1ストローク伸ばした曽秀鳳の2人。初日2アンダー6位につけていた木村は、この日のラウンド前に取り出した新しいアイアンセットで、2日連続の2アンダーをマークした。昨シーズンは常に上位に入っていた木村だが、今シーズンは開幕戦の続き先週も予選落ちを喫している。
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一方、曽秀鳳は今シーズンすでにトップ10以内が2回と好調だ。しかし、先々週のカトキチクイーンズゴルフトーナメント の時は最終日にスコアを崩して優勝争いから脱落。近年は最終日にスコアを崩す展開が続いているが、2000年以来の優勝を果たすことはできるか。
1打差の単独3位は魏ユンジェ。さらに1打差には中田美枝、村田理恵など新鋭が続いている。中田はこの日のベストスコア67をマークし、33位から急浮上してきた。若手がスコアを伸ばし逆転優勝できるか注目したい。
また、今大会の地元福岡出身ということで注目を集めていた東尾理子は、4オーバー46位からスタートし、この日もスコアを1つ落とし通算5オーバーになった。しかし、スコアを崩す選手が続出し、順位は37位に浮上。地元の声援に応え決勝ラウンド進出を果たした。
前半5番でボギーを先行させた東尾は、続く6番ではダブルボギー。さらに8番パー3でもボギーを叩き8オーバーまでスコアを崩してしまった。しかし、気分を切り換えて臨んだ後半、10番ホールから3連続バーディを奪い5オーバーで抑えた。首位とは大きく離されているが、最終日も連続バーディでファンを楽しませてもらいたい。