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来季の国内女子ツアーは3試合減の34試合

08年の国内女子ツアーは、開幕から17試合毎週違う優勝者が誕生し、年間を通してツアー初優勝者が8人。1試合平均のギャラリー入場数は15,423人で、宮里藍が活躍した05年の15,808人に迫る動員を集めた。選手も若返りを果たし、テレビ視聴率も好調な国内女子ツアーだが、それでも来季のスケジュールは厳しいものとなった。

この日発表された09年度の国内女子ツアーの日程からは、「アコーディア・ゴルフレディス」「ベルーナレディス」「カゴメフィランソロピー LPGAプレーヤーズチャンピオンシップ」の3試合が消滅し、来季の試合数は08年よりも3試合少ない全34試合となった。

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賞金の増減があったのは、4千万アップで総額1億4千万円となった「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」をはじめ10試合(うち「ヴァーナルレディース」のみ2千万円の減額)。

賞金総額は、昨年と比べて1億1千万円減の29億2千43万8千円(ミズノクラシックの140万ドルを1ドル98.17円で計算)となった。賞金総額が前年度割れを起こしたのは、03年以来のこととなる。

しかし、レギュラーツアー以上に深刻なのが下部ツアーであるステップアップツアー。09年から3試合が新加入したものの、それを上回る8大会が撤退を表明。来季は5試合減の全9試合で、賞金総額も前年比7500万円減の総額1億4千5百万円となった。

LPGAの樋口久子会長は「今年は100年に一度の不景気と言われ、周りを見れば、解雇や倒産など暗い話ばかり。その中で、34試合やらせて貰える事に感謝しないといけない」と、試合数の減少にも下を向くことは無かったが、04年から続いてきた拡大路線は一旦来年で終息し、さらに下部ツアーの縮小が今後にどんな影響を及ぼすか、先行きが懸念される。

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