プロミスレディス優勝:李知姫のコメント
2003年 プロミスレディスゴルフトーナメント
期間:04/11〜04/13 場所:ウォーターヒルズGC(兵庫)
3連続バーディで一気に逆転!韓国の李知姫がツアー2勝目
国内女子ツアーの開幕第2戦「プロミスレディスゴルフトーナメント」が、兵庫県のウォーターヒルズゴルフ倶楽部で開催された。開幕戦から1ヵ月のブランクがあり、選手たちの調整具合が注目された。
女子ツアーは最終日の逆転劇が多いのだが、今週も終盤で抜け出す選手が現れた。韓国出身でプロ入り3年目の李知姫が、この日5ストローク伸ばし通算8アンダーでツアー2勝を飾った。
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3アンダー5位からスタートした李は、スタートの1番ホールでボギーを叩き、リーダーボードから陥落した。しかし、5、8、10番でバーディを奪い5アンダー2位に浮上すると、14番からは3連続バーディを奪い一気に抜け出すことに成功した。
2001年大王製紙エリエールレディスオープンで初優勝を挙げた李は、飛躍が期待されたが、昨年のこの大会で2日目に首位の井上に1打差まで迫った。しかし、最終日にスコアを崩し6位に終わった。そのリベンジを果たし、打倒不動の一番手に名乗りをあげた。
2位には、最終日に2ストローク伸ばした前田真希。3位には、李と同じくベストスコア68をマークした鈴木香織が7位から浮上して競技を終えた。鈴木にとって、この日は31度目の誕生日だった。
2日目に単独首位に立っていた藤野オリエも、4アンダー3位タイで終了。オフにトレーニングによる減量を行った藤野は、優勝した李とは逆のパターンでスタートホールでバーディを奪ったが、その後はボギーを3つ叩き優勝を逃してしまった。
また、シード権奪回を狙う坂上晴美は、2番パー5でダブルボギーを叩きそのまま失速するかと思われたが、その後スコアを1つ伸ばし5位タイに入った。開幕から2試合連続で賞金を獲得している。