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美香、金田らが首位スタート!藍は2打差

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開幕した、国内女子ツアーのメジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の初日。テレサ・ルー(台湾)、全美貞(韓国)、金田久美子宮里美香李知姫(韓国)の5選手が、イーブンパーで首位タイに並んでいる。

開催前、多くの選手が口にした「難コースセッティング」はこの日、誰一人としてアンダーパーを許さぬ厳しさで選手たちを迎えた。そんな中、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ宮里美香は4バーディ、4ボギーのイーブンパーでラウンドし、大会連覇に向け好発進を切った。

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さらに先週に続き、日本ツアーに参戦している宮里藍は、5バーディ、7ボギーの「72」、2オーバーの10位タイでホールアウトしている。そのほか、有村智恵は1オーバーの6位タイ、横峯さくらは6オーバーの47位タイとなっている。

<美香、連覇に向けて好スタート!>
ディフェンディングチャンピオンとして臨む宮里美香が4バーディ、4ボギーのイーブンにまとめ、1977年に樋口久子が記録して以来34年ぶりとなる大会連覇に向けて好スタートを切った。耐える展開の中で最初のポイントになったのが、前半3番と4番(パー3)のパーセーブ。3番ではグリーン手前のバンカーから3mを捻じ込み、4番でもバンカーから1.5mに寄せてピンチを凌いだ。さらに16番でもティショットを右ラフに打ち込むが、86ヤードの3打目をピンに絡めてパーを死守。「3つのパーセーブが大きかった。よくガマンできていると思います」と笑顔を見せた。

<地元の金田ら5人が首位に並ぶ>
難コース特有の混戦模様となる中、愛知県出身の金田も首位タイ発進。12番で2mを沈めてバーディを先行するが、18番では3オン3パットのダブルボギー。それでもアウトの後半を2バーディ、1ボギーにまとめ、「本当にガマンのゴルフだったけど、いいパーも拾えたし良いゴルフでした」と、地元開催の大舞台で躍動した。08年の覇者、李知姫もイーブンパーにまとめて首位タイ。「ショットが良かったので良いスコアで回れた。苦しいところが絶対に来るので、その時にどれだけガマンして持ちこたえられるかがポイント」と、ベテランらしい冷静な目で自らを見つめていた。

<藍、出入りの激しい内容ながら首位に2打差>
宮里藍は5バーディ、7ボギーと出入りの激しい内容ながら、首位に2打差の10位タイと上々の滑り出し。スタートホールの1番で3mを沈めてバーディ発進とすると、その後はバーディとボギーを繰り返しながらも、一時は1アンダーで首位タイに躍り出る。上がり4ホールで3つのボギーを叩く失速に悔しさをのぞかせつつも、復調しつつあるショットでバーディを重ねたことに対し納得の表情を浮かべた。「すごく良い位置にいると思っている。明日もガマンをすることが大事」。明日も同じ心構えで和合を攻略する。

関連リンク

2011年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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