今年から新体制!不動裕理とキャディの関係
2011年 サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント
期間:04/29〜05/01 場所:鶴舞CC(千葉)
不動と申が首位に並ぶ! さくらは3打差で最終日へ
千葉県にある鶴舞CCで開催されている国内女子ツアー第4戦目「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」の2日目。午後から吹き荒れた強風により、上位の順位が大きく入れ替わる中、24位タイからスタートした不動裕理が6バーディ、ノーボギーの「66」をマーク。ディフェンディングチャンピオンの申智愛(韓国)と並び、通算6アンダーの首位タイに浮上した。
通算3アンダーの3位タイには、横峯さくら、茂木宏美、藤田幸希、吉田弓美子。単独首位からスタートした井芹美保子は5ストローク落とし、通算1アンダーの15位タイに後退。前週優勝の金田久美子は通算2オーバーの33位タイに後退した。
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<不動裕理、出場2試合連続優勝見えた!>
イーブンパーの24位タイからスタートした不動が、スコアを6つ伸ばして首位タイに浮上してきた。2週間前には地元熊本で開催された「心をひとつに 西陣レディスクラシック ~東日本大震災 復興支援チャリティ~」で優勝を果たし、先週は休養をとった。そして、この日6バーディを奪い出場2試合連続優勝のチャンスが巡ってきた。特に風が強くなった後半には「風が舞っていたので下を通すショットで行きました」と、風の影響を極力抑える技ありの攻めで難コースを攻略。最終日も天候が不安定と予想されるだけに、技の見せどころとなりそうだ。
<大会連覇へ!申智愛2日続けて上がり連続バーディ>
初日も17番パー5と最終18番の上がり2ホールで連続バーディを奪った申が、この日も連続バーディを奪い通算6アンダーの首位タイに浮上してきた。中盤は「風が吹いてきて、心に不安があるとヘッドアップするので出入りの激しいゴルフになってしまいました」と話す申は、10番、11番、そして13番でもボギーを叩いてしまった。しかし、17番パー5は75ヤードの3打目をピン50センチに、そして18番でも150ヤードを7番アイアンでピンの手前50センチにつけるスーパーショットを披露。「上がりが良かったので全体では100%ではないけど満足しています」という。不動と最終組で優勝争いをするのは、2008年の「全英リコー女子オープン」以来となる。その時は申に軍配が上がったが、果たして今回は・・・。
<序盤にスコアを伸ばした藤田幸希「2人のゴルフを見たかった」>
4番パー3と5番で連続バーディを奪い、10番でもスコアを伸ばした藤田幸希が、一時単独首位に立っていた。ところが、風が強くなり始めた11番でボギーを叩くと、15番パー3、さらに17番パー5でもボギーを叩き、通算3アンダーの3位タイに後退してしまった。最終組の1つ前で申とラウンドした藤田は「ボギーも打っているけど、やっぱり上手いですね」と感心しきり。さらに「尊敬する不動さんと、凄いジエ。そんな2人のゴルフを間近の特等席で見たかったですね」と、最終組に加われなかったことを悔やむ。しかし「3人でプレーオフをするくらいの気持ちでいきます」と、まだ勝負を捨てたわけではない。