【GDO EYE】トム・ワトソンから大会関係者に「感謝している」
1997年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/20〜11/23 場所:フェニックスCC(宮崎)
ワトソン、17年ぶりの優勝!
懐かしいです。お日様の復活と一緒に強いトム・ワトソンが帰ってきました。顔こそ17年前とだいぶ違ってはいるものの、試合運びやスウィングは若いころの印象そのもの。トレーニングに励んでいるんだという。本当に久しぶりのダンロップフェニックス優勝となった。
「来年も勝つよ。勝って、この試合は歳をとらないと勝てないということをジャンボに説明してみたいね」とワトソン。「来年は、今季メジャーに勝った若い選手たちにも勝てると思う」とも言った。「ただしドライバーが真っ直ぐ行って、昔のパットが戻ればの話だけどね」
前日の予想では12アンダーくらいが優勝ラインと見られていたが、実際にはトップのスコアが伸び悩んで9アンダー止まり。ジャンボにとっては十分に勝機があったはず。しかし追撃するはずのジャンボ尾崎は後半にボギー連発。最終18でこそ素晴らしい2オンを見せてくれたがちょっと遅すぎた。おまけに「ジャンボのスラックスは今日もらった副賞のベンツより高価じゃないの?」とワソソンにおちょくられるし。
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またC.パリーはパットこそ「自分でも信じられないほど好調」だったものの、やはり6週間のブランクの影響かショットが不安定。補うはずの肝心のパットが続いてくれなかった。
ただ1人気分を良くしたのはジョー尾崎だけ。なんといってもボギーなしの6バーディ。一気に65をマークして13位グループからの急浮上なのだから「ほんとうに気持ちのいいラウンドだったよ」というのも当然だ。「先週も2位、今週もベスト3。いいと思うよ。いいゴルフができているから惜しいといえば惜しいけど、でもいいんじゃないの」
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