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今野康晴、逆転初勝利!

すごい試合だった。もちろん尾崎直道はスコアを伸ばす。しかし2ストローク遅れてスタートした今野康晴、いきなり連続バーディを決めてジョーを脅かし続け、15番で8アンダーとして直道に追いついた。完全なマッチレース展開。16番でもバーディのジョーに遅れることなくこれもバーディ。そして最終ホール、ついに直道が痛いボギーを叩き、新鋭に勝ちをゆずった。今野康晴、初優勝。

今野康晴は「日大3強」とうたわれた片山、横尾、宮本の1年後輩。関東アマ、日本オープンローアマなど獲得はしているものの知名度はいま一つだった。プロ入りしてからもアジアンツアーのマニラオープンで優勝。昨年のワールドカップでも活躍。しかしもう一つの強さがない印象でくすぶっていた。「1勝したい。悔しい思いはもうしたくない!」との気持ちで臨んだ今週、ようやく優勝の2文字が輝いた。

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今野は結局6バーディ、1ボギー。「実感はないです。優勝したんだなーという感じ。勝てたらいいなという程度の気持ちでリラックスしたプレーができました」
常に尾崎直道が一歩リードした形で展開できたのが良かったという。「16番でバーディが入ったけど、これでもし17番でも入っていたら優勝を意識してしまったかもしれない。緊張してしまったかも知れません。そうじゃなくて結果的に勝ってしまった。本当は最後をバーディで勝ちたかったんですが、こういう勝ち方もあるんだな・・という感じです」

結果的には尾崎直道の自滅ということになる。最終ホールのパッティングで勝負が決まった。「18番は今野に先にいい位置に決められてしまった。プレッシャーを感じた」と直道は言う。「カップしか見ていなかった。強過ぎた。気持ちが先に行ってしまったのかもしれない・・・」
限りなく今季2勝目に近づいての惜敗。「落胆はしてない。プレッシャーの中でのパットの難しさを改めて感じた試合だったね。ワールドランキングを見据えて、また気分を変えて頑張っていくさ」

尾崎健夫も途中までは少し可能性があった。「14番15番の連続バーディ。あれは自分の3位をキープするためのバーディバーディだったんだと思うよ。ちょっと今日は無理だったな。上が崩れてくれればともかく、伸びてしまったんだから、ちょっと無理」

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1999年 中日クラウンズ



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