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デビュー9年目の川原が単独首位。それを追いかけるのはジャンボ尾崎!

国内男子ツアー「ジョージア東海クラシック」3日目。3アンダーでスタートした川原希が、バックナインで爆発し、トータル7アンダーで単独首位に立った。

この日は前半いきなりボギースタートとなり我慢のゴルフが続いたが、後半の12番パー5でイーグルを奪い勢いがつき、あがりの4ホールで3バーディ。一気にリーダーボードのトップに踊り出た。

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「調子は悪くないけど、緊張して手打ちになりスライスが出てしまう。今まで予選落ちが多かったからフックを気にしているんです。でも今日はたまたま上手くいった。明日は最初と最後の数ホールで優勝できる位置に踏みとどまることができていたら、多分プレッシャーを感じると思う」

昨年の今大会でも最終日に最終組でスタートした川原。コースとの相性は良さそうだが、明日はプレッシャーとの戦いになるだろう。

そしてトップと1打差の2位には尾崎将司谷口徹佐藤信人の3人がつけている。

尾崎は4バーディ、1ボギーで69をマーク。全盛期の爆発力はないが、堅実にスコアを伸ばしてくる実力はさすがだ。

ジャンボ尾崎
「グリーンが硬くなっているし、このコースは良いショットをしなければバーディは取れない。ショットの調子が良くなってるから明日も期待できそうだ」

現在賞金ランクトップの佐藤信人は昨日から1つスコアを伸ばしたが、2バーディ、1ボギーという内容で納得がいかないようだ。明日は最終組の1つ前のグループでスタートする。

佐藤信人
「スタート前の練習場からショットの調子が悪くて、コースに出てもそのままだった。今まで優勝(9回)は全て最終組でスタートして勝ち取ったけど、最終組の1つ前は相性が良くない。だから明日は新境地を開くつもりで戦う」

自信をなくしている佐藤とは逆に、谷口は自信満々だ。バックナインで3バーディを奪い、2位に食い込んできた。

谷口徹
「後半に伸ばせればと思っていたところでバーディが出た。2、3打以内ならチャンスは十分ある。上位には強い人がたくさんいるけど、自分のゴルフをすれば勝つ自信はある」

さらに2位グループと1打差には昨年優勝の伊沢利光もつけており、誰が抜け出してもおかしくない混戦模様となっている。明日は見どころ多い最終日になりそうだ。

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2002年 ジョージア東海クラシック



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