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谷口が7アンダーでトップ。ホールインワン男・菊池が1打差で追う

秋風が吹き始め、気温も20度と絶好のゴルフ日和となった国内男子ツアー「アコムインターナショナル」初日。この日トップに立ったのは、7バーディ、ノーボギーでまわった谷口徹だ。

10番ホールからスタートした谷口は、出だしから4ホール連続でバーディを奪うなど好調なゴルフを展開。結局、前半に5バーディ、後半に2バーディでトータル64の7アンダーにスコアをまとめた。

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「風が吹いていたわりにはスコアをまとめられたので満足している。でも、パターが決まればもっとスコアを伸ばせた。ショットに関しては、構えてすぐにイメージがでてこなかったので、アイアンを引っかけてしまうミスを4、5回した。グリーンが硬くないので、良いショットを打てばスコアに直結する。先週はWGC(世界ゴルフ選手権:アメリカンエキスプレス選手権)でタイガーが25アンダーまでいったから、自分も20アンダーくらいを目指したい。ここは好きなコースだし、良いスコアを出す自信もある。優勝は考えていない。最終日の残り数ホールにきた時点で考える。それまでは自分のプレーに徹するだけ」

そして、菊池純が首位と1ストローク差の6アンダーで単独2位につけた。菊地は、1イーグル、5バーディ、1ボギーという内容で、先週から安定したゴルフを続けている。先週も初日トップに立ち、結局今季自己最高の4位タイでフィニッシュ。また先々週から2週連続でホールインワンを決めていることもあり、自信を深めたようだ。

「今日は内容が悪かった。ドライバーの調子が悪かったが、フェアウェイの広さに助けられた。ホールインワンに関しては、17番ホールでカメラマンが待ち受けていたけど、今週は7番アイアンで打てるパー3がないから達成できるかな?」。2週連続で決めたホールインワンは、2回とも7番アイアンを使用してのものだった。このコースのパー3は、最も短いもので17番ホールの184ヤード。よほどのパワーヒッターでない限り、達成は難しいだろう。幸運の7番アイアン以外でミラクルを達成できるか、菊池に注目だ。

他の選手では、先週優勝した尾崎将司が、中嶋常幸らとともに3アンダーで13位タイにつけている。先週末を大いに盛り上げたベテラン2人が、今週も波乱を巻き起こすか?

初日から好スコアが続出し4アンダーまでには12名がいるが、その全員が午前スタートだった。風の少ない早朝スタートの利を生かしたわけだが、明日はどうなるのか。ちなみに天気予報は曇りのち雨となっている。

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2002年 アコムインターナショナル



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