【GDO EYE】青木功 が遼を絶賛「これからが末恐ろしい」
2002年 サン・クロレラクラシック
期間:08/08〜08/11 場所:札幌ベイGC(北海道)
クリスティン・ペーニャがプレーオフを制しツアー初優勝!
国内男子ツアー「サン・クロレラクラシック」は、最終日の後半になって、ようやく夏らしい日差しがコースに降り注いだ。
優勝争いは縺れにもつれ、19アンダーで並んだ3人によるプレーオフとなった。最終組の1つ前でラウンドしたブレンダン・ジョーンズと、最終組でラウンドしたクリスティン・ペーニャ、尾崎直道。ペーニャは17番でボギーを叩いたが、最終18番でバーディを奪い追いついた。
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プレーオフの1ホール目。2打目を終えて一番優位に見えたのは直道だった。しかし、グリーン手前のバンカーからペーニャが2メートルにつけると、力んでしまったのか直道のアプローチはピンを4、5メートルオーバーしてしまった。
プレーオフ直前の最終ホールの際も、ラインは違うが同じような距離のパットを沈めたが、今回はわずかにカップをかすめ外してしまった。そして、ペーニャが慎重にバーディパットを決め、ツアー初優勝を飾った。
2000年から日本ツアーに参戦しているペーニャは、その年の全日空オープンで2位に入った。翌01年は21試合に出場し、9試合で予選に落ちるなど調子が上がらなかったが、今シーズンに入って好成績を挙げている。5月のダイヤモンドカップでは、7年ぶりの優勝を果たした中嶋常幸に次いで2位。周囲からは、いつ優勝してもおかしくないと言われていた。
今週の話題は青木功、尾崎将司、中嶋常幸の出場だったが、青木は予選で姿を消した。そして、最終日に優勝争いに加われる位置につけていたのは中嶋だけだった。だがその中島も、13アンダーからスタートし、前半にバーディを1つしか奪えず勢いに乗ることができなかった。後半は3バーディ、1ボギーで通算16アンダー8位で終了している。
そして、9アンダー17位につけていた尾崎将司は、8番パー5で9を叩くなど、大叩きのラウンドになってしまった。80ストローク、前日まで貯金を使い果たし、通算1オーバー61位という結果になってしまった。