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イングランドからの招待選手ジャスティン・ローズが首位スタート

国内男子ツアー「中日クラウンズ」が2日、名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開幕した。海外からの招待選手の1人、イングランドのジャスティン・ローズがいきなり6アンダーをマークし首位に立った。

賞金王の伊沢利光、そしてジャンボ尾崎とのラウンドになったローズは、前半を4バーディ、2ボギーの2アンダーで通過した。そして、後半も4つのバーディを奪い初めての日本ツアーで首位に立った。

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「ボードの1番上に自分の名前があるのは気分がいい。ドライバーが好調で、フェアウェイキープすることができた。スイングリズムを重視した。ラフは難しいが、今日はラフから上手く打てた」バーディを奪った半数以上はピン1メートルに寄せるほど、ショットも安定していた。

そして、このローズの快進撃に刺激されたのかジャンボも好スコアをマークした。前半は1バーディ、1ボギーと静かなスタートを切ったが、10番でバーディを奪うと13番パー3まで4連続、16番でも伸ばし後半は30ストローク。ローズに1打差の3位につけている。

「今日はまずまずの出来だった。今のところギャラリーを意識したプレーが出来ていないが、明日には自信をもってギャラリーに観せる良いプレーをしたい」和合で5勝しているジャンボが、いよいよ優勝の2文字を意識しだしたか。

この組み合わせで1人コケてしまったのが伊沢利光だった。前半を1ボギー、後半にもスコアを1つ落としてしまい2オーバー75位と大きく出遅れてしまった。

そして、ローズと並び首位に立ったのは、先週の「つるやオープン」でも初日首位に立った堺谷和将だった。「今日の内容は完璧。アイアンはほぼ狙いどおり、ティショットも曲がらない」先週3日目にスコアを崩してしまったが、それ以外は全て60台をマークした好調のゴルフは健在だ。

もう一人の招待選手、オーストラリアのアーロン・バデリーは1オーバー58位と出遅れてしまった。2バーディ、3ボギーと思うようにバーディを奪えなかったが、明日2日目には和合の芝を読みきり、上位に上がってくることが出来るか注目だ。

さらに、招待選手2人と同じ21歳の宮里優作も好スコアをマークしている。大学の先輩、星野英正と同じ組でラウンドした宮里は「前半は星野さんと競り合った形でプレーが出来て良かったんだが・・・。ショットはイメージどおりに打てるようになってきた」

本人は不満の3バーディ止まりだったが、ボギーがないのは自分でも良く耐えたと納得の様子。明日以降どこまでスコアを伸ばすか楽しみだ。

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2002年 中日クラウンズ



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