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11アンダー、S.ガルシアが鼻差リード!!

宮崎県宮崎市のフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第27戦「ダンロップフェニックストーナメント」2日目。初日5アンダーをマークし首位スタートを切ったスペインのセルヒオ・ガルシアが、11アンダーまで伸ばし単独首位に浮上した。

スタートの1番で幸先の良いバーディを奪ったガルシアは、前半で5バーディを奪い10アンダーと抜け出した。ところが後半は、11番パー3でティショットがグリーンをオーバー。17番パー3ではグリーン右手前のバンカーに捕まりボギーを叩くなど、アイアンの精度を欠いた。2つのパー3でボギーを叩き他の選手に追いつかれた。

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しかし、最終18番パー5では、2オンを狙ったボールがグリーン左サイドのバンカーに捕まったが絶妙のリカバリーからバーディを奪い11アンダーでフィニッシュ。2位に1打差の単独首位に立ち、決勝ラウンドを迎えることになった。

ガルシアを1打差で追うのは、デンマークのトーマス・ビヨーン丸山大輔の2人。前半1ストロークしか伸ばせなかったビヨーンは、後半に5バーディを奪い10アンダーまで伸ばし、1999年大会以来2度目の優勝を狙う。丸山はスタートの1番から4連続バーディを奪い勢いに乗った。上がり2ホールも連続バーディで締め、日本にはもう一人の丸山が存在することをアピールしている。

さらに1打差の9アンダー4位には平塚哲二が浮上してきた。6バーディノーボギーの安定したゴルフで優勝争いに名乗りをあげた。丸山、平塚の2人はツアー優勝まであと一歩のところまで来ているだけに、今週のような大きな試合でその栄誉を掴めるか注目される。なお、上位4人は全員6ストローク伸ばしてしている。

首位から5ストローク離されてしまったが、5位には伊沢利光と初日首位の菊池純が並んでいる。伊沢は2番から3連続ボギー、菊池は後半の14番から2連続ボギーを叩くなどスコアを伸ばしきれず優勝争いから一歩後退してしまった。また、ディフェンディングチャンピオンの横尾要は7オーバーの69位に後退し予選落ちとなった。

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2003年 ダンロップフェニックストーナメント



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