3打差4位の宮里優作 “心の青いレンズ”で逆転なるか
2003年 日本オープンゴルフ選手権競技
期間:10/16〜10/19 場所:日光カンツリー倶楽部(栃木)
紅葉の日光で日本の頂点に立つのはいったい誰!?
今年で第68回となる男子ツアー第22戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が10月16日(木)から19日(日)までの間、栃木県にある日光カンツリー倶楽部で開催される。プロ・アマを問わず、日本の頂点を決める大会。この大会を制し、国内ナンバーワンの称号を手に入れるのはいったい・・・。
昨年の大会は、ニュージーランド出身のD.スメイルが2位以下に4打差をつけて、見事ツアー初優勝を飾った。「第2の故郷である日本のナショナルオープンでツアー初優勝を飾ることができて、本当に嬉しい。今週は調子が良くて、それがたまたま日本オープンという大きな大会の週だった。15番あたりから優勝のプレッシャーを感じ始めたが、何とか乗り切れた」。今季は未勝利だが『日本プロゴルフマッチプレー選手権』で2位に入るなど、大舞台ではここぞとばかりに力を発揮するタイプ。ビックタイトルを果たして連覇できるか。
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優勝候補にあげられるのは好調を持続している尾崎将司。最近3試合の成績は2位、2位、9位と優勝争いに絡んでおり、しかもこの大会で過去5回の優勝経験を持つ。最高の舞台で優勝の2文字を掴み取ることは出来るか注目したい。
先週『ジョージア東海クラシック』で2位に入った片山晋呉はこのタイトルを取ったことがなく、日本を代表するプレーヤーとしてはなんとしてもほしいタイトル。「最近調子が良いので、残りの試合が楽しみ」とコメントどおりの結果を残したいところだ。
伊沢利光は先週の大会を休んだことからこの試合に標準を絞っている様子。世界のトッププロ相手に戦ってきたショットを武器に、最高のパフォーマンスを披露してくれることだろう。
そのほか2001年、2002年の同大会でローアマに輝いた宮里優作が、今年はプロとして出場。最近2試合では15位、10位と徐々に調子を上げているだけに上位進出を期待したい。