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ジャンボ失速、上位が伸びず混戦模様に

静岡県の川奈ホテルゴルフコースの富士コースで開催されている、国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」2日目。前日の雨は止み晴れ模様になった。しかし、前日の南風による暖かい風ではなく、この日コースを吹きつけたのは寒さをも感じる北風。気温も15度までしか上がらず、選手たちはスコアメイクに苦しんだ。

初日7アンダーをマークし首位に立ったジャンボ尾崎は、バーディが3つに対しボギーが5つ。波に乗れない状態で6アンダー8位に後退してしまった。

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代わって首位に浮上したのは、2日間67の4アンダーをマークしているトッド・ハミルトンだ。5バーディ、1ボギー、この風の中でアプローチの冴えを見せたハミルトンが頭1つ抜け出した。

1打差の7アンダーには室田淳川岸良兼の2人。初日2ホール残してラウンドを終えた川岸は、この日朝からのラウンドも落ち着いていた。7アンダーで第2ラウンドに入ったが、この日は5バーディ、5ボギーのイーブンパーでスコアを伸ばすことが出来なかった。

風向きが微妙に変化する天候にも関わらず、スーパーショットが飛び出した。藤田寛之が9番パー3を8番アイアンでホールインワン。さらには桑原克典が、16番512ヤードのパー5で、残り200ヤードを5番アイアンで打ち、これが直接カップイン。アルバトロスを達成ししてしまった。2人には主催者から各10万円が贈られる。

今大会初出場ながら期待が大きかった宮里優作は77の大崩れ。通算5オーバーで予選落ち。2週連続優勝を狙った星野英正も仲良く5オーバーで予選落ちとなった。

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2003年 フジサンケイクラシック



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