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上位勢スコア伸ばせず、混戦状態になってきた!

三重県の東建多度カントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの2003年開幕戦「東建ホームメイトカップ」の2日目。上位勢がスコアを伸ばせず、混戦状態となった。7アンダーの首位には、8アンダーの単独首位からスタートした米山剛と、米国のトッド・パーディ、オーストラリアのクレイグ・ジョーンズの3人が並んでいる。

朝から曇り模様の2日目は、冷たい風が吹き選手のスコアメイクを苦しめた。そして午後には予報どおり雨が降り始めた。悪コンディションの中、スコアを伸ばし首位に浮上してきたのは、3アンダー10位からスタートしたパーディだった。昨年12月に行われた「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」で2位タイに入ったが、好調なゴルフを年が変わっても維持している。

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初日5アンダー4位からスタートしたジョーンズは、昨シーズンから日本ツアーに参戦している。昨シーズンは2試合に出場し、「NST新潟オープン」で3位に入り賞金260万円を獲得した。この唯一1試合の賞金でランキング130位に入り、今週の出場資格を得た。

首位に1打差には佐藤信人など5人が並んでいる。マスターズ出場組が不在となれば、佐藤など実力のある選手にとっては、優勝を狙っておきたい。同じく4位グループにつけている今野康晴も、昨シーズン2勝しているだけに、決勝ラウンドでスコアを伸ばしてきそうだ。

また、今大会が日本ツアーでのプロデビューとなる宮里優作清田太一郎の2人だが、明暗が分かれた。初日1アンダー42位の宮里は、スコアを3つ伸ばし首位と3打差の17位に浮上。清田は初日2オーバー93位と出遅れ、この日1つスコアを伸ばしたが、1打足りず予選落ちとなった。

宮里は昨年12月に地元沖縄で行われた試合で、この日首位に浮上したパーディとともに2位タイに入っている。大型新人と期待されているが、期待通り上位に進出してきた。

■ クレイグ・ジョーンズ(7アンダー/首位タイ)

「2日間、自分としては最高プレーができている。自分のゴルフの強みはドライバー。距離はそれほど出るわけではないが、正確性には自信がある。今日はフロント9は寒かったので、身体が思うように回らず、我慢のゴルフに徹した。そして、9番のバーディで波に乗ることができ、後半は気持ちよくプレーすることができた。コースの状態はすばらしい。特にグリーンのコンディションはパーフェクトだね。あと2日間、今のプレーを維持して、なんとか優勝争いに加わることができたら嬉しい」

■ テッド・パーディ(7アンダー/首位タイ)

「コースの状態は非常にすばらしい。特にグリーンの状態が良いので、おかげで今日はパッティングがよく決まった。良いスコアが出せたのはその為。昨年の沖縄オープンに続いて、日本のトーナメントは今回で2試合目。この大会で優勝して、日本ツアーのシード権を獲得することが自分の目標。

これまでは1999年にPGAツアーでプレーしたが、その後はネーションワイドツアーとアジアンPGAツアーで戦ってきた。今シーズンもネーションワイドとアジアの出場権は持っているが、日本ツアーカードを獲得できたら、是非プレーしたい。PGAツアーに次いで、世界で2番目のツアーだと思っているので。明日も雨のようだが、自分としては天候に関係なくとにかくベストを尽くすだけ。まだ先のことは分からないが、しっかりと自分のプレーに集中して優勝を目指したい」

関連リンク

2003年 東建ホームメイトカップ



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