石川遼に韓国メディアがキツ~イ質問
2011年 韓日プロゴルフ対抗戦 ミリオンヤードカップ
期間:07/01〜07/03 場所:チョンサンカントリークラブ(韓国)
韓国が反撃!同ポイントで最終日へ!
韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで開催されている、日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」の2日目。この日もダブルス戦で、試合形式は2人がそれぞれにプレーして良かった方のスコアを採用するフォアボール・ストロークプレーでの競技が行われた。日本は2試合で引き分けに持ち込むが、勝利を収めたのは1試合だけ。2試合を落として初日との合計ポイントが5対5となった。
日本チームで勝ったのは、片山晋呉と池田勇太のペアで、10アンダーをマーク。近藤共弘、高山忠洋組と、藤田寛之、松村道央組は引き分けで0.5ポイントずつ上げたが、小田孔明、河井博大組と、薗田峻輔、石川遼組は、韓国チームに破れた。石川組は初日に続き2連敗となった。
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明日最終日は、個人戦で1人対1人のマッチプレー形式でのストロークプレーが行われる。日本代表は10試合の結果5.5ポイント以上(勝ち=1ポイント、引き分け=0.5ポイント、負け=0ポイント)を加算できれば、大会連覇となる。
<日本は最終18番での粘りが続き通算タイに持ち込む>
初日に1ポイントのアドバンテージを奪った日本は2日目、各組とも韓国に苦しめられた。17番ホールを終わった時点で相手スコアをリードしていたペアは5組中ゼロ。しかし1組目の近藤共弘&高山忠洋組は18番で近藤が5メートルのバーディパットを沈めて土壇場でドローに。3組目の藤田寛之&松村道央組は、1打ビハインドで臨んだ同じ18番で確実にパーをセーブすると、韓国は2人ともパーを奪えず、こちらも引き分けに持ち込んだ。そして4組目の片山晋呉&池田勇太は、9アンダーのタイスコアのまま最終ホールに突入すると、池田がフェアウェイからの第2打をピン左1.5メートルにつけるスーパーショットを見せバーディを奪取。日本チームこの日唯一の白星をもたらした。ポイントでは2日目を終えてタイとなり勝負の行方は最終日へ。藤田寛之は「“がっぷり四つ”の状況。最後の最後まで気力を振り絞って、勝利しなくてはいけない」と連覇を誓った。
<キム・キョンテが絶好調!石川&薗田組を圧倒>
韓国は2組目のイ・スンホ&ホン・スンサン組が小田&河井組を撃破。アウト、インともに1ストロークのリードを日本から奪い、10アンダーをマークして1ポイントを奪った。そして最終組では昨年度の日本ツアー賞金王キム・キョンテが、味方のY.E.ヤンをも圧倒するほどのプレーを見せる。6番から3連続バーディ、13番からは4連続バーディを奪う活躍。石川遼&薗田峻輔組に4打差をつける10アンダーで白星を挙げた。2日目で同点に持ち込み、エースのヤンは「これでまた同じスタートラインに立った。改めて一からスタートするというイメージ。2日間プレーしてチームの皆も、相手のこともコースのことも分かってきている。明日は皆、勝つためにやってくれると思う」とホームでの優勝へ力を込めた。
【最終日の組み合わせ】
1組目:小田孔明 VS チョイ・ホサン
2組目:薗田峻輔 VS パク・サンヒュン
3組目:松村道央 VS キム・ドフン
4組目:河井博大 VS イ・スンホ
5組目:高山忠洋 VS ホン・スンサン
6組目:石川遼 VS カン・キュンナム
7組目:近藤共弘 VS キム・デヒュン
8組目:池田勇太 VS ベ・サンムン
9組目:藤田寛之 VS キム・キョンテ
10組目:片山晋呉 VS Y.E.ヤン