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深堀逃げ切れず、シーハンがツアー2勝目!賞金王は片山

東京都にある東京よみうりカントリークラブで行われている、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。昨日の夕方から激しく降り続いた雨の影響でコースコンディションが悪化、さらにコース上空には強風が吹き荒れる過酷なコンディションの中で行われた。

3日目を終えて首位に立った深堀圭一郎、この大会上位をキープしていた加瀬秀樹がスコアを伸ばせず苦しい展開。それを尻目に前半で4つスコアを伸ばしたY.E.ヤン(韓国)、2つスコアを伸ばしたポール・シーハン(オーストラリア)が通算12アンダーまで伸ばして前半を折り返した。

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中盤の戦い、深堀は鬼門としている9番ティグラウンドで塩を撒き、過去の悪いイメージを取り払ってパーセーブ。だが、10番、14番でボギーを叩き優勝争いから後退。加瀬も11番から13番でパットの精彩を欠き3連続ボギーを叩いてしまう。また前半でチャージをかけたヤンは、後半ティショットが曲がりだし、13、15番でボギーを叩いてしまった。

後半に入っても安定したプレーを続けたのはシーハンだった。13番では、バンカーから見事なリカバリーショットを見せると、16番3メートルのスライスラインを読みきり快心のバーディ。さらに17番パー5では、2オンに成功させ連続バーディを奪い一気に14アンダーまで伸ばした。最終18番をパーで締めくくったシーハンは、今年「フジサンケイクラシック」で初優勝を飾って以来、ツアー2勝目を最終戦で飾った。

また通算10アンダーの2位タイには、ヤンと宮本勝昌が入っている。宮本は前半で2つスコアを伸ばしこの大会3度目の優勝を狙っていたが、後半11番で痛恨のダブルボギー。しかし、14番でカラーからチップインバーディを奪い1つ取り返すと、17番パー5では2オンに成功。イーグルパットは惜しくもカップをなめてバーディとし通算10アンダーで最終戦を終えた。

そのほか大会3日目にようやく本領を発揮した片山晋呉は、最終日も堅実なゴルフを展開してスコアを伸ばす。だが17番パー5では、第2打が木の上に引っかかり痛恨のロストボール。そして18番パー3では、グリーンをとらえることができず、上がり2ホールをボギーとしたが、この日パープレーでラウンドし通算1アンダー15位タイでフィニッシュ。谷口徹、ヤンを抑えて、2000年以来4年ぶり2度目の賞金王に輝いた。

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2004年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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