「全米プロ」で上位に入ったヨーロッパ勢
2013年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/08〜08/11 場所:オークヒルCC
J.ダフナーがメジャー初制覇!松山19位タイ、石川は29位タイ
ジェイソン・ダフナーが2011年大会の雪辱を果たした。大会2日目に首位に立ち、3日目には首位と1打差の単独2位に後退したダフナーは、最終日の序盤からスコアを伸ばして試合をリード。2位に2打差の通算11アンダーでメジャータイトルを掴んだ。11年には最終日の中盤まで首位に立っていたが、終盤にスコアを崩しプレーオフにもつれ込み、キーガン・ブラッドリーに敗れていただけに嬉しい勝利となった。
通算8アンダー単独2位はジム・ヒューリック。単独首位でスタートしたフューリックは、2バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせずメジャータイトルを目前で逃してしまった。通算7アンダー3位はヘンリックステンソン、通算6アンダー4位にジョナス・ブリクストとスウェーデン勢が並んだ。
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日本勢は松山英樹が4連続バーディを奪うなどスコアを3つ伸ばして通算1アンダーの19位タイに食い込んだ。一方、イーブンパーの21位タイからスタートした石川遼は、前半に3つのボギーを叩くなど2ストローク落として通算2オーバーの29位タイに終わった。
<2年前のリベンジ J.ダフナーが全米プロでメジャーV>
1打差でフューリックを追ったダフナーは前半アウトで3バーディを奪い、リードした後半のインはパーを重ねてマッチレースを制した。「まだ信じられない。自分に起こったことだとは思えないんだ」。
アトランタで行われた2011年大会ではプレーオフの末、キーガン・ブラッドリーに敗れた。あれから2年、昨年は初勝利を含む2勝をマークしてメジャータイトルを掴み取り「本当に最高の気分。きょうも本当にタフだった」と、ホールアウト後にようやく笑顔が浮かんだ。
お腹がふっくら前に出た体型、そして柔和で、のんびりな性格の持ち主は、ツアー内外で人気者。キャディは「彼が緊張しているのは、結婚式でしか見たことが無い」と言った。しかし「そんなことないよ。今日の1メートルのパットも緊張した。クールに見えているのかもしれないけど、ナーバスにもなる。特にメジャーなんかじゃね」とダフナー。寡黙な36歳が、大きなステップを踏んだ。
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