スコットランドのグラスゴーのロックロモンドで開催されている、欧州男子ツアー『The Barclaysスコットランドオープン』の2日目。初日に7アンダーをマークし単独首位に立った南アフリカのアーニー・エルスが、4ストローク伸ばし11アンダーで首位をキープしている。

初日ほどの勢いは見られなかったが、5番パー3から3連続バーディを奪った。後半に入り12番で、この大会初めてのボギーを叩いたが、続く13番から再び連続バーディを奪い、ミスを引きずらない好ゲームを続けている。

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予選ラウンドの組み合わせは、エルスとダレン・クラーク、そしてエドワルド・ロメロの3人。大男3人の組が一番人気だった。エルスは次週行われる「全英オープン」に連覇をかけて出場するが、ここまでは最高の仕上がり状態と言って良い。残り2日もスコアを伸ばしそうだ。

首位エルスを4打差で追うのは、先週の「スマーフィット・ヨーロピアンオープン」でツアー3勝目を挙げたウェールズのフィリップ・プライス。初日4アンダー3位タイにつけていたプライスは、前半ボギー、バーディの繰り返しで噛みあわない展開だった。後半14番から3バーディを奪い7アンダーでフィニッシュしたが、首位のエルスとは1つ差が開いてしまった。

翌週の全英オープンへの最終調整として米国勢も多数出場しているが、初日はほとんどの選手が出遅れてしまった。ところが2日目、人気者のジョン・デーリーが4番でダブルボギーを叩いたが、1イーグル、5バーディを奪い66をマーク。この日のベストスコアで102位から15位まで浮上している。