欧州組の意地!P.ハリントン優勝インタビュー
2003年 ドイツバンク- SAPオープンTPC of ヨーロッパ
期間:05/15〜05/18 場所:ハンブルグ、グットカデン(ドイツ)
P.ハリントンが、9つ伸ばしたT.ビヨーンをプレーオフで振り切った!
欧州男子ツアー第18戦『ドイツバンク- SAPオープンTPC of ヨーロッパ』が間、ドイツのハンブルグにあるグットカデンで開催された。欧州のツアー選手権のこの大会には、欧州で活躍する選手はもちろん、海外組みではタイガー・ウッズが出場している。
そのタイガーは、4日間平凡なスコアでのラウンドで29位に終わった。3連覇を狙うタイガーにとって、最終日を38位で迎えることなど想像もしていなかった。これまでの2連覇はハイデルベルグのセント・レオン・ロット・ゴルフクラブで達成したので、今回会場となったグットカデンはタイガーに合わなかっただけなのだろうか。
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初日ノーボギーの3アンダーは、スロースタートのタイガーにとって何の問題も無いように見えた。しかし、2日目にボギーが2つ先行した時点でタイガーの表情から笑顔は消えていた。それでも最終日は再びノーボギーの4アンダーでラウンドし、通算10アンダーフィニッシュ。優勝スコアとは9打差という結末だった。
さて優勝争いだが、こちらは最後までもつれる白熱した展開だった。15アンダー単独首位でスタートしたパドレイグ・ハリントンに、レティーフ・グーセン、トーマス・ビヨーンが絡んできた。ビヨーンは最終日に9ストローク伸ばす猛チャージだった。
先に19アンダーでホールアウトしたビヨーンに、ハリントンが追いつきプレーオフへ。その1ホール目にビヨーンがボギーを叩き、ハリントンが今シーズンの2勝目を手にした。今週は世界のタイガーは単なるお客さんで終わり、欧州ツアーの実力者たちが見せ場を作った。
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