プレーオフを制し、4シーズンぶりの欧州ツアータイトルを獲得したJ.M.シン（Dean Mouhtaropoulos /Getty Images）

◇欧州男子◇アバディーンアセットマネジメント スコットランドオープン 最終日◇キャッスルスチュアートGL（スコットランド）◇7,193ヤード（パー72）

通算17アンダー単独首位で最終日を迎えたフランチェスコ・モリナリ（イタリア）は、2010年に兄、エドアルド・モリナリが優勝を果たした今大会で勝利を収め、ツアー史上2組目の兄弟同一大会制覇を狙った。

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しかし、最終日にスコアを5つ伸ばしたジーブ・ミルカ・シン（インド）と通算17アンダーで並びプレーオフに突入。その1ホール目となる18番パー5で、シンがバーディを奪い大記録達成を逃してしまった。

序盤からバーディを量産したシンは、10番でこの日5つ目のバーディを奪い、通算17アンダー。その後8ホールはパープレーとなったが、モリナリが後半に入ってスコアを1つ落としたため、プレーオフ進出の権利を手にした。シンは2008年以来となる欧州ツアー4勝目を果たした。

通算16アンダー3位タイにはアレキサンダー・ノレン（スウェーデン）とマーク・ウォーレン（スコットランド）の2人。通算15アンダー5位タイにマシュー・ボルドウィン（イングランド）、トーマス・レベ（フランス）、ソレン・ケルドセン（デンマーク）の3人が並んだ。