「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」1回戦 注目の組み合わせ
2004年 HSBCワールドマッチプレー選手権
期間:10/14〜10/17 場所:ウェントワースクラブ(イングランド)
エルス大会連覇に王手!相手は地元出身のウェストウッド
イングランドのウェントワースクラブで開催されている、欧州ツアーイベントの1つ、「HSBCワールドマッチプレーチャンピオンシップ」の3日目。2日目の残りの2回戦のミゲル・アンヘル・ヒメネス、ベルンハルト・ランガー戦と準決勝が行われた。
ベスト4の最後のイスを争っていたヒメネスとランガーは、終盤ランガーに詰め寄られるも、ヒメネスがなんとか振り切り2アップで勝利した。
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そして迎えた準決勝第1マッチは、連覇を狙うアーニー・エルスとパドレイグ・ハリントンの対戦。ハリントンは2日目の途中で親指を痛めた影響が出たのか、思うようにプレーできず、前半の18ホールでエルスが3アップ。後半ハリントンが必死に追い上げを図るも、エルスもバーディを奪いなかなか差を縮めることができず、32ホール目でハリントンがボギーをたたき力尽きた。エルスは5アンド4で強豪のハリントンを倒し決勝に駒を進めている。
続いて第2試合、リー・ウェストウッドとミゲル・アンヘル・ヒメネスの対戦。前半ウェストウッドが15番から17番まで3連続バーディを奪うなど、18ホールを終えて4アップ。だが後半、ヒメネスが逆襲に転じる。30ホール目パー5でのイーグルを皮切りに、34ホール目で1ダウンまで取り返した。しかし反撃もここまで、最終36ホール目は互いにバーディを奪ってウェストウッドの1アップで勝利を収めた。
明日決勝のカードは、大会連覇と今大会6勝目がかかるエルスと、地元イングランド出身のウェストウッドの対戦となる。
※【ドーミーホール】:そのホールで勝つか引き分ければ、マッチの勝利が決定するホールを指す。
※【アップドーミー】:そのホールで勝てば、マッチの勝利が決定するホールを指す。
※【スコアの見方】:例)「2アンド1」:「2」はアップ数を指し、「1」は残りホール数を指す。
マッチプレーでは、勝ちが決定したホールで試合は終了となる。